| この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方) 出典検索?: "善見天" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL(2013年8月) |
善見天(ぜんけんてん 梵:Sudassaṇā)は、三界のうち、色界18天の下位から数えて第17番目の天。色界第四禅、五浄居天の一。
この天は、障碍(さまたげ)なく、よく十方を見ること、自由自在なるがゆえに、善見天と名づく。上部の色究竟天と下部の善現天の間に位置する。
『雑阿毘曇心論』『彰所知論』は、この天での天部の身長が8,000由旬、寿命が8,000劫とする。また『仏説立世阿毘曇論』は、寿命を1,500劫とする。
ちなみに帝釈天が所有し住居とする善見城は忉利天にあり、須弥山の絶頂にあるとされる。