名誉鑑章(めいよかんしょう、ドイツ語: Ehrenblattspange)は、ナチス・ドイツの勲章。授与対象はドイツ国防軍全軍及び武装親衛隊であり、総受章者数は4556人である[1]。
元々名誉鑑章は1941年のソ連侵攻時に制定されたが、当初は勲記のみの授与であった。1944年1月30日以降、アドルフ・ヒトラーによって勲記に加え章自体も一緒に贈られるようになった[1]。陸軍・海軍・空軍それぞれで制定されており、正式には軍隊ではない武装親衛隊も、陸軍の一部として授与対象とされた[1]。
授与対象者は各軍のトップが選考していたが、陸軍のように大量に受章者が出た軍もあれば、海軍のように僅か37名しか受章者が出なかった軍もあるなど、受章資格が明確に定められていたわけではなかった。
警察勤続章