台東線光華号

光華号
光華号時代の塗色を残す、改軌後の付随気動車DR2050形。1985年撮影。
各種表記
繁体字 光華號
簡体字 光华号
拼音 Guānghuáhào
注音符号 ㄍㄨㄤ ㄏㄨㄚˊ ㄏㄠˋ
発音: グアンフアハオ
日本語読み: こうかごう
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光華号
(中国語:光華號)
運行地域 台湾
列車種別 特急
運行時期 1968年11月1日 - 1982年2月1日
運行路線 台東線
主要停車 花蓮、玉里、台東
軌間 762 ミリメートル
営業主体 台湾鉄路管理局

光華号(こうかごう)は、かつて台湾鉄路管理局台東線(たいとうせん)に運行していた優等列車の名称である。改軌前の台東線で最速の列車であった。

概要

1961年にLDR2300型気動車が導入された。総括制御ではなく、動力車によって付随車を牽引する形であり、「柴特快」(ディーゼル特快)として運用された。1968年には光華号と改称し、客室乗務員がお茶とタオルのサービスを行い、速度も柴特快より向上した。花蓮 - 台東間170.7キロメートル[1]の所要時間は最速で3時間10分で、762ミリメートル軌間での正式な最速記録である。

1982年に台東線の改軌工事完了と同時に廃止された。使用車輌のうち(状態)良好なものは台車を1067ミリメートル用として連結器を交換して、(外側ドアステップも付けて)DR2000型と改名した上で各駅停車柴油普通車(ディーゼル普通車)に使用された。

歴史

  • 1961年 LDR2300型気動車を導入、柴特快の運行を開始した。
  • 1968年11月1日:LDR2300型気動車による光華号の運行を開始した。ただし、柴特快も依然として運行されていた。
  • 1982年2月1日:台東線の改軌工事完了により廃止された。

台東線光華号時刻表

  • 1967年:花蓮 - 台東間3時間30分。
  • 1968年:花蓮 - 台東間3時間15分。
  • 1970年:花蓮 - 台東間3時間10分。
  • 1974年:花蓮 - 玉里間下行1時間39分,上行1時間34分。
  • 1978年:花蓮 - 台東間3時間20分。
  • 1979年:花蓮 - 台東間3時間25分。
  • 1980年:花蓮 - 台東間3時間32分。

使用車種

改軌後のDR2000形。1992年、旧台東駅にて、許可を得て撮影。
  • LDR2300 / LDR2400・LTPB1800、LTPB1810、LTPB1900

LDR2300

1961年東急車輌製(4輌)台鉄台北機廠製(6輌)/LDR2307が花蓮駅前に保存されている。[2]

LDR2400

台鉄台北機廠製(4輌)[3]

関連項目

出典・注釈

  1. ^ 距離はzh:臺東線より
  2. ^ 台湾黄昏地帯 花蓮
  3. ^ リンク先の台鉄サイトでは花蓮機廠製となっている

外部リンク

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