台湾鉄路管理局EMU200型電車

台湾鉄路管理局EMU200形電車
EMU200型、1997年撮影
基本情報
運用者 台湾鉄路管理局
製造所 UCW
製造年 1987年
製造数 11編成33両
消滅 2003年(EMU1200型へ改造)
投入先 自強号
主要諸元
編成 3両編成
軌間 1,067 mm
電気方式 交流25,000V/60Hz
最高運転速度 120 km/h
設計最高速度 120 km/h
全長 20,000 mm
駆動方式 吊り掛け駆動方式
制御方式 チョッパ制御
保安装置 ATS-SN、ATS-P、ATP
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台湾鉄路管理局EMU200形電車(EMU200がたでんしゃ)は、台湾鉄路管理局(台鉄)の交流電車である。EMU100型の増備として製造され、自強号用として使用されていたが、2003年(民国92年)にEMU1200型に改造された。

概要

EMU100型によって運用されていた自強号は、乗車率が非常に高かった為、増発の要望が多かった。台鉄では、その要望に応える形で、新たな自強号用車両の導入を検討し、1987年(民国76年)に製造されたのがEMU200型である。

製造したのは南アフリカ共和国UCW社で、EMU100型の電動車1両、付随車3両・制御車1両の5両固定編成から、電動車1両、付随車・制御車各1両の3両固定編成に変更された。これにより、EMU100型では5・10・15両編成しか組成出来なかったのが、3・6・9・12・15両編成を組成可能となった為、より柔軟に旅客需要への対応が可能となった上、EMU100型と比較して、編成中の電動車の比率が増えた事から、加速性能等はEMU100型よりも改善されている。

車内設備は、EMU100型と同様である。

1994年(民国83年)には、事故により2両が廃車され、全31両となった。

長らく原型で運用されていたが、EMU100型やEMU300型と比べて故障等が少ない事などから、引き続き使用する為に更新修繕を実施する事になり、2003年1~7月に改造を実施、EMU1200型となった。

参考書籍

  • 蘇昭旭 (1999年11月10日). “自強號電車EMU200型”. 《台湾鉄路火車百科》. 台北: 人人出版. pp. 68頁-69頁. ISBN 9579801584 

関連項目

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