古澤満宏(ふるさわ みつひろ、1956年2月20日 - )は日本の財務官僚。理財局長、財務官、国際通貨基金(IMF)副専務理事などを歴任。
来歴
東京都出身。東京教育大学附属高等学校、東京大学法学部第2類(公法コース)卒業[1]。1979年 大蔵省に入省(関税局国際第一課)[2]。1983年 フランス国立行政学院卒業。課長補佐時代から国際金融分野でキャリアを積み、2006年8月4日 大臣官房審議官(国際局担当)。2007年7月6日 外務省在米国大使館公使。2009年7月24日 国際局次長。2010年7月30日 国際通貨基金(IMF)理事。2012年8月17日 省内の国内派と国際派の人事交流により、理財局長となる(国際局長には国内派(銀行畑)の木下康司)[3]。2013年3月29日 財務官。国際局長(国際金融局長)以外のポストからの財務官への昇格は1981年に古澤同様、理財局長から財務官へとなった渡辺喜一以来、約32年ぶり。2014年7月4日に退官。同日に内閣官房参与。国際経済について助言を行う[4]。2015年3月より国際通貨基金(IMF)副専務理事。2020年12月より三井住友銀行国際金融研究所理事長。2022年GA technologies顧問[5]、SBIリクイディティ・マーケット顧問[6]。同年竹中平蔵らとともにスリーダムアライアンス取締役に就任[7]。2023年篠原尚之の後任として三菱重工業取締役[8]。
人物
官歴
1979年入省同期
脚注
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財務官 | |
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財務参事官 | |
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財務官 | |
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1952年8月1日、財務官から財務参事官に改称。1968年6月15日、財務参事官から財務官に改称。 |