北山田駅(きたやまたえき)は、神奈川県横浜市都筑区北山田一丁目にある、横浜市営地下鉄グリーンラインの駅である。駅番号はG06。
ステーションカラーはまちの持つ南欧スタイルをイメージしてだいだい(とうもろこし色) [3]。
概要
港北ニュータウンの北部に位置し、神奈川県道102号荏田綱島線(都市計画道路日吉元石川線)の下に設置されている地下駅。北側には富士塚の山田富士(山田富士公園)や横浜国際プールが、南西側にはサレジオ学院中学校・高等学校が存在する。
駅のデザインテーマは「つどいのひろば」で、横浜国際プールやサレジオ学院などの国際色を生かすとともに、「港北ニュータウン北山田駅前センター街づくり協定」のデザインテーマ「南欧スタイル」を取り入れて、回廊やスペイン瓦を使用した外観デザインになっている[4]。
2019年2月20日にいい部屋ネットが発表した『住みここち』ランキングで、首都圏で3位、神奈川県で1位に選ばれている[5]。
歴史
駅名の由来
- 地名から取ったもの。古来は都筑郡山田村で、1889年に中川村が合併成立した際、大字山田が設けられたが、小字は同時に整理統合されて北部に字北が設けられた。1939年横浜市編入の際に大字山田字北の箇所に北山田町が設けられ、港北区を経て、現在地の都筑区北山田1丁目に至る。
- 読み方は「きたやまた」である。東日本では濁り「やまだ」と読まれるのが一般的だが、この地域では「ひがしやまた」や「たかた」などと読む。
駅構造
島式ホーム1面2線を有する地下駅[6]。改札口が地下3階、ホームが地下4階にある。出入口 - 改札外コンコース間、改札内コンコース - ホーム間にエレベーターとエスカレーターを設置している。多機能トイレを併設している。
のりば
- 上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で記載している。
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改札付近1(2008年3月)
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改札付近2(2008年3月)
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ホーム(2008年3月)
利用状況
2023年度の1日平均乗降人員は25,364人(乗車人員:12,700人、降車人員:12,664人)である。グリーンライン全10駅の中では中山駅に次ぐ第5位。同線において他線との乗り換えのない駅の中では最も多い。
開業以来の1日平均乗降・乗車人員の推移は下記の通り。
年度別1日平均乗降・乗車人員
年度
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1日平均 乗降人員[8]
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1日平均 乗車人員[9]
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出典
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2007年(平成19年)
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[10]35,631
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[* 1]
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2008年(平成20年)
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16,936
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8,546
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[* 2]
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2009年(平成21年)
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18,687
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9,431
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[* 3]
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2010年(平成22年)
|
20,958
|
10,553
|
[* 4]
|
2011年(平成23年)
|
22,072
|
11,118
|
[* 5]
|
2012年(平成24年)
|
23,612
|
11,867
|
[* 6]
|
2013年(平成25年)
|
25,106
|
12,614
|
[* 7]
|
2014年(平成26年)
|
25,770
|
12,919
|
[* 8]
|
2015年(平成27年)
|
26,954
|
13,489
|
[* 9]
|
2016年(平成28年)
|
27,592
|
13,836
|
[* 10]
|
2017年(平成29年)
|
28,126
|
14,100
|
[* 11]
|
2018年(平成30年)
|
28,649
|
14,364
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[* 12]
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2019年(令和元年)
|
28,444
|
14,249
|
[* 13]
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2020年(令和02年)
|
19,820
|
9,950
|
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2021年(令和03年)
|
21,958
|
11,017
|
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2022年(令和04年)
|
24,285
|
12,172
|
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2023年(令和05年)
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25,364
|
12,700
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駅周辺
バス路線
- 北山田駅
すべて東急バスによって運行されている。
1番乗り場(出口1)
2番乗り場(出口2)
隣の駅
- 横浜市交通局
- 横浜市営地下鉄グリーンライン(4号線)
- センター北駅 (G05) - 北山田駅 (G06) - 東山田駅 (G07)
脚注
出典
- 神奈川県県勢要覧
関連項目
外部リンク