前橋大島駅(まえばしおおしまえき)は、群馬県前橋市天川大島町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)両毛線の駅である[1]。
歴史
当駅から伊勢崎方面に500m程先の場所には以前東前橋駅(ひがしまえばしえき)があった。日本国有鉄道(国鉄)時代に両毛線内で最後に開設した駅であったが、1967年(昭和42年)に休止され、そのまま1987年(昭和42年)に正式に廃止された[2]。
廃止後に、木材関連の企業が集積した前橋東部工業団地や、県内最大の住宅団地である広瀬団地が完成。工業団地の中央に位置し広瀬団地にも近いこともあり、この地に駅が再開業することとなった。駅の開業とほぼ同時に、南口から広瀬団地内へ直通する道路が完成。広瀬川には愛宕橋が架かった。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。橋上駅舎を備える。北口と南口があり、両出口とホーム共にそれぞれエレベーターが設置されている。
JR東日本ステーションサービス(2015年(平成27年)6月30日まではJR高崎鉄道サービス)が駅業務を受託する業務委託駅(前橋駅管理)[1]で、簡易Suica改札機が設置されている。
のりば
(出典:JR東日本:駅構内図)
※現在は当駅から高崎線直通列車は無いが、2004年(平成16年)までは直通列車が設定されていたため、2番線標示には「高崎・大宮・上野方面」とある(2016年(平成28年)9月時点)。
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改札口(2021年11月)
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ホーム(2021年11月)
利用状況
JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は1,514人である[利用客数 1]。
2000年度(平成12年度)以降の推移は以下の通り。
乗車人員推移
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年度
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1日平均 乗車人員
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出典
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2000年(平成12年)
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858
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[利用客数 2]
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2001年(平成13年)
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1,102
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[利用客数 3]
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2002年(平成14年)
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1,207
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[利用客数 4]
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2003年(平成15年)
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1,289
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[利用客数 5]
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2004年(平成16年)
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1,393
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[利用客数 6]
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2005年(平成17年)
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1,502
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[利用客数 7]
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2006年(平成18年)
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1,534
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[利用客数 8]
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2007年(平成19年)
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1,556
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[利用客数 9]
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2008年(平成20年)
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1,669
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[利用客数 10]
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2009年(平成21年)
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1,593
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[利用客数 11]
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2010年(平成22年)
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1,513
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[利用客数 12]
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2011年(平成23年)
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1,484
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[利用客数 13]
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2012年(平成24年)
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1,638
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[利用客数 14]
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2013年(平成25年)
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1,718
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[利用客数 15]
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2014年(平成26年)
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1,604
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[利用客数 16]
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2015年(平成27年)
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1,632
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[利用客数 17]
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2016年(平成28年)
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1,685
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[利用客数 18]
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2017年(平成29年)
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1,651
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[利用客数 19]
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2018年(平成30年)
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1,661
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[利用客数 20]
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2019年(令和元年)
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1,627
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[利用客数 21]
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2020年(令和02年)
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1,234
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[利用客数 22]
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2021年(令和03年)
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1,314
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[利用客数 23]
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2022年(令和04年)
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1,431
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[利用客数 24]
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2023年(令和05年)
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1,514
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[利用客数 1]
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駅周辺
駅は東前橋工業団地(通称・木工団地)中央に位置し、北口南口共に駅前広場が整備されている。また、南口にはパークアンドライドに対応した駐車場も整備されている。群馬県内最大規模を誇る広瀬団地へは南口から新設道路で直結(約1km)している。近年南口側にラウンドワンスタジアム前橋店がオープンしてから、休日利用客が増加した。
南口
北口
隣の駅
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- ■両毛線
- 駒形駅 - 前橋大島駅 - 前橋駅
脚注
記事本文
利用状況
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、
前橋大島駅に関連するカテゴリがあります。
外部リンク