佐竹 隆幸(さたけ たかゆき、1960年11月22日 - 2020年9月23日)は、日本の経営学者。兵庫県立大学名誉教授。専門は中小企業、地域振興、企業倫理、産業政策。大阪府生まれ。
兵庫県立大学院経営研究科教授、関西学院大学大学院経営戦略研究科教授、同研究科長、兵庫県参与、日本中小企業学会会長、メック株式会社顧問[1](前筆頭社外取締役監査等委員長[1])、神鋼鋼線工業株式会社社外取締役[2]などを歴任した。
大阪・ミナミの老舗料亭の長男として生まれる[3]。10歳の時に日本万国博覧会(EXPO70)に183日の会期中93日訪れ、世界の国々へ興味を持つ[3]。15歳の時に家業の料亭が倒産、アルバイトで学費を捻出し、家の借金を背負いながら関西学院大学を卒業した[3]。
清風高等学校や関西外国語大学の英語科教諭を務めたのち、本格的に学者の道を歩み始める。神戸商科大学(現:兵庫県立大学)を経て、2016年に関西学院大学専門職大学院経営戦略研究科教授に就任した[4]。
1979年(第30回)から2019年(第70回)まで41年連続で『NHK紅白歌合戦』を家族とともにNHKホールで観覧し続けた[3]。2019年にeo光テレビ『たむらけんじのぶっちゃ~けBar』で紅白歌合戦愛を語り、2020年の総集編で「ぶっちゃ~けBarアカンデミー賞」を受賞。
2020年9月23日、がんのため、兵庫県西宮市内の病院で死去した[5]。59歳没。