佐田 九郎左衛門(さた くろうざえもん)は、戦国時代の武将。阿波水軍・森家開祖。土佐泊城主・森元村の父として知られる。
略歴
因幡国出身、当時は鎌田九郎兵衛といった。細川氏に仕え、阿波佐田館(現在の徳島市国府町黒田)三十八貫を領した。後に細川家に仕えたが、退いた後は佐田に改名した。
その後、松永久秀に仕えたが、久秀に謀反の思惑があることを知り諫言したが、意見が対立し沖野原(鳴門市大津町段関)に戻った。
脚注
参考文献
- 阿南市文化財保護審議会 編『阿南市の文化財』阿南市教育委員会、1999年3月31日。
- 森甚一郎 著、河野幸夫 編『木瓜の香り』森先生遺稿集刊行会、1985年8月1日。
関連項目