佐世保市役所(させぼしやくしょ)は、日本の地方公共団体である佐世保市の執行機関としての事務を行う施設(役所)である。
本庁舎
位置
建物
本庁舎は鉄筋コンクリート造、地上13階、地下2階建て。
高さは59.1mで竣工当時は市内で最も高い建築物だった(現在はハウステンボス内のドムトールン)。
本庁舎に隣接する庁舎
中央保健福祉センター
保健所庁舎が老朽化・狭隘化していたことと保健福祉に関する機能の集中を図るため、旧来庁者駐車場跡に建設された。
2009年(平成21年)5月に竣工し関係部署が段階的に移転、同年6月1日より本格的に供用を開始した。保健所庁舎と中央公民館(旧産業会館に仮移転)を解体して新来庁者駐車場及び市役所との連絡通路を設けている。
公募により「すこやかプラザ」の愛称がつけられている[2]。
旧保健所庁舎
- 位置:高砂町5番17号
- 建物:鉄筋コンクリート造、3階建て。上述の中央保健福祉センター開設により2009年(平成21年)5月に閉鎖され、同年8月までに解体された。
水道局庁舎
- 位置:八幡町4番8号
- 建物:鉄筋コンクリート造、3階建て
- 左:中央保健福祉センター(2009年6月)
- 中:旧保健所庁舎(2008年7月)
- 右:水道局庁舎(2008年7月)
佐世保市の組織
2020年5月現在。市役所本庁舎及び隣接庁舎以外の施設についてはこちらを参照されたい。
市役所本庁舎
- 市長部局
- 市長
- 副市長
- 基地政策局
- 行財政改革推進局
- 企業立地推進局
- 防災危機管理局
- 契約監理室
- 企画部
- 総務部
- 財務部
- 観光商工部
- 農林水産部
- 都市整備部
- 土木部
- 市民生活部
- 保健福祉部
- 会計管理者
- 行政委員会
- その他
中央保健福祉センター
- 市長部局
水道局庁舎
- 地方公営企業
支所
支所数 : 16
行政センター
行政センター数 : 1
沿革
- 1902年(明治35年) - 佐世保村が市制施行。市役所は谷郷の旧村役場をそのまま使用。
- 1903年(明治36年) - 現在地にあった料亭を買収改装して移転。
- 1910年(明治43年) - 木造2階建てに改築。
- 1934年(昭和9年) - 鉄筋コンクリート4階建てに改築。総工費41万3千円。
- 1945年(昭和20年)6月28日 - 佐世保空襲で庁舎内部全焼。外構部は焼け残ったため戦後も補修して引き続き利用された。
- 1948年(昭和23年)10月 - 市内春日町に庁舎を置いていた長崎県佐世保保健所を市に移管。
- 1957年(昭和32年)7月 - 保健所庁舎、高砂町に移転新築。
- 1959年(昭和34年)7月 - 現水道局庁舎が落成。
- 1974年(昭和49年)12月21日 - 現庁舎が落成。
- 2005年(平成17年)4月1日 - 北松浦郡吉井町、世知原町を佐世保市に編入。これに伴い吉井行政センター・世知原行政センターを設置。
- 2006年(平成18年)3月31日 - 北松浦郡小佐々町、宇久町を佐世保市に編入。これに伴い小佐々行政センター・宇久行政センターを設置。
- 2009年(平成21年)6月1日 - 中央保健福祉センター本格供用開始。
- 2010年(平成22年)3月31日 - 北松浦郡江迎町、鹿町町を佐世保市に編入。これに伴い江迎行政センター・鹿町行政センターを設置。
- 2012年(平成24年)8月1日 - 合併地域に設置していた各行政センターを宇久を除き支所に再編。
- 2017年(平成29年)6月1日 - 長崎県(県北振興局)より佐世保市役所戸籍住民窓口課にパスポート発券業務が移管される。
- 2018年(平成30年)5月7日 - 相浦支所を木宮町から川下町(相浦地区公民館と合築)へ移転新築。
- 2020年(令和2年)3月23日 - 鹿町支所を鹿町地区公民館内に統合移転。
- 2020年(令和2年)5月7日 - 吉井支所を移転新築。
周辺施設
アクセス
関連項目
脚注
外部リンク