佐世保中央駅(させぼちゅうおうえき)は、長崎県佐世保市島瀬町にある、松浦鉄道西九州線の駅である。
佐世保市街地の中核的な存在である四ヶ町アーケードのすぐ側にあり、買い物客等が多く利用している。
四ヶ町アーケードから日本一距離の長いアーケード街として知られるさるくシティ4○3が伸びていることから「日本一長い「さるくシティ4〇3アーケード」の駅」の愛称が付けられている[1][2]。
歴史
駅構造
単式ホーム1面1線を有する高架駅である。直営駅。有人時間(9:00 - 18:00)以外はトイレも閉鎖される。列車到着時には接近放送がある。なお、佐世保共済病院とは直通連絡通路があり[2]、2022年2月28日まではイオン佐世保店への連絡通路も供用されていた[2]。
以前は自動券売機が設置されていたが、故障後に更新費用関係から廃止し、車内での現金払いで対応しているほか、有人時間帯は窓口で手書きの補充乗車券を販売している。
全体はややカーブしていて、佐世保駅側はすぐにトンネルである。
隣駅の中佐世保駅までは国道35号を挟み200 mしか無く、鉄道線としては筑豊電気鉄道黒崎駅前 - 西黒崎間と並んで日本一駅間距離の短い区間となっている[2][注釈 1](途中はアーケード等の建築物が多く、また緩やかなカーブがあるため互いの駅は見えない)。ちなみに、中佐世保駅も島瀬町内にある。区間が非常に短いため、駅を発車してすぐに次の停車駅がアナウンスされる。
2010年12月下旬より、エレベーター設置・駅舎増築工事が開始され、翌2011年3月12日よりエレベーター使用開始(5:30 - 23:30まで稼働)と同時に駅事務室が2階エレベーター出入口前に移動した。
利用状況
「長崎県統計年鑑」と「佐世保市統計書」によると、近年の1日平均乗降人員は以下の通り。
年度
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1日平均 乗降人員
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1999年
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1,159
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2000年
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1,144
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2001年
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1,074
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2002年
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1,100
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2003年
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983
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2004年
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890
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2005年
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787
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2006年
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784
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2007年
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807
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2008年
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845
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2009年
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870
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2010年
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832
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2011年
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838
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2012年
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844
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2013年
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866
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2014年
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856
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2015年
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870
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2016年
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870
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2017年
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892
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2018年
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909
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2019年
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951
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駅周辺
佐世保中央駅は四ヶ町アーケードのすぐ側にあり、駅を出ると1分とかからずにアーケードに入ることができるため、買い物等で出向く際には中佐世保駅よりこちらが便利である[注釈 2]。
ギャラリー
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エレベーター増設前の駅舎正面(2007年)
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連絡通路から撮影したホーム
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ホームでの乗降の様子
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駅舎2階から撮影した駅前風景
隣の駅
- 松浦鉄道
- ■西九州線
- 快速
- 北佐世保駅 - 佐世保中央駅 - 佐世保駅
- 普通
- 中佐世保駅 - 佐世保中央駅 - 佐世保駅
脚注
注釈
出典
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、
佐世保中央駅に関連するカテゴリがあります。
外部リンク