仙石原村(せんごくはらむら)は、神奈川県の西部、足柄下郡にあった村。
地理
神奈川県の西部に位置し、中央を東西に早川が流れる。
歴史
沿革
前史
村発足後
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、仙石原村が成立。大字は編成せず。同時に所属郡が足柄上郡から足柄下郡に変更された。
- 1891年(明治24年) - 上湯・下湯に温泉旅館が建ち、観光開発が始まる。
- 1896年(明治29年) - 水飢饉により、地元民が箱根用水の水確保のために設けられていた湖尻逆川堰止めを破壊する「逆川事件」が発生し、芦ノ湖の水利権訴訟が始まる。
- 1898年(明治31年) - 大審院が「逆川事件」の訴えを棄却し、芦ノ湖の慣行水利権は静岡県深良村外6か村水利組合が有することとなる。
- 1904年(明治37年) - 「耕牧舎」責任者の須永伝蔵が死去し、「耕牧舎」は営業を廃止。350町を仙石原村に寄付する。
- 渋沢と増田は、大涌谷の温泉を利用し、仙石原の再開発を計画した。
- 1912年(明治45年) - 大涌谷から俵石までの引湯工事が行われる。
- 1914年(大正3年) - 俵石閣が開業する。
- 1917年(大正6年) - 富士屋ホテルの山口正造が、ゴルフ場(後の富士屋ホテル仙石ゴルフクラブ)を開設する。
- 1930年(昭和5年)9月17日 - 耕牧舎関係者と大倉組代表者が発起人となり、箱根温泉供給株式会社が発足[4]。大規模な給湯がはじまり、大涌谷から仙石原へ造成温泉が引湯される。
経済
産業
農業を主とし、農間余業は木履造り、神代杉を湯本村周辺に出して挽物細工の材料にあてた。
交通
道路
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
脚注
関連項目
外部リンク