今 純三(こん じゅんぞう、1893年(明治26年)3月1日 - 1944年(昭和19年)9月28日)は、日本の銅版画家。銅版画の技法研究にほぼ独力で取り組み、昭和初期における日本の銅版画の普及に関与した。
略歴
その他
- 今が青森県師範学校で教えていたこともあり、青森では、版画教育が盛んである。また、1931年(昭和6年)から1943年(昭和18年)までの13年間東奥美術展覧会の審査員を務めた。
- 父方の叔父に北海道帝国大学総長を務めた医学者の今裕、兄に早稲田大学教授(考現学)の今和次郎がいる。
註釈
参考文献
- 青森県環境生活部県民文化課県史編さんグループ編 『近現代の美術家』 青森県(青森県史叢書)、2012年3月15日、41-43頁。
- 青森県史編さん文化財部会編 『青森県史 文化財編 美術工芸』 青森県、2010年9月30日、272-281頁、294-295頁。
- 『青森県人名事典』 東奥日報社、2002年8月8日、263-264頁。
- 濱田正二監修 「今 純三作品集」刊行委員会編 『今純三作品集』 東奥日報社、1982年12月15日、160-162頁。
- 小倉ミキ 『父 今純三のこと』 北の街社、1979年2月5日、142-147頁。