中貝 宗治(なかがい むねはる、1954年(昭和29年)11月4日[1] - )は、日本の政治家。兵庫県豊岡市出身。兵庫県職員、兵庫県議会議員を経て豊岡市長(5期)を務めた。山陰海岸ジオパーク推進協議会会長。
兵庫県豊岡市下宮で生まれる。豊岡南中学校・兵庫県立豊岡高等学校・京都大学法学部を卒業後、兵庫県庁に入庁し、兵庫県職員となり、兵庫県議会議員を3期務めたのち2001年に退職。 2000年には『鸛(こうのとり)飛ぶ夢』を執筆するなどコウノトリに懸ける思いは強く、2001年に市長に転進してからは、コウノトリの野生復帰をシンボルにしたまちづくりに取り組んでいる[2]。「コウノトリも住める 豊かな自然環境や文化環境の創造は、人間にとってもすばらしいものに違いない」の信念のもと官民一体となった「コウノトリ育む農法(2003年)」、「子供野生復帰大作戦」、「豊岡市環境経済戦略(2005年)」など独自の政策を推進している[3]。
2007年10月18日に総理大臣官邸において実施された第1回地方再生政策対話には地方の首長3名が選ばれ、その1人として豊岡市長が日本政府から指名を受けた。対談ではコウノトリ野生復帰事業を核とした地域活性化のあり方など、町村信孝官房長官、増田寛也総務大臣らと意見交換を行った。