中瀬 ゆかり(なかせ ゆかり、1964年6月3日 - )は、日本の編集者。新潮社執行役員。
来歴・人物
1964年(昭和39年)生まれ。郷土史家で南方熊楠研究家の中瀬喜陽の次女[1][2]で、和歌山県田辺市出身である。姉、弟がいる。田辺市立田辺第一小学校、田辺市立東陽中学校、和歌山県立田辺高等学校[要出典]、奈良女子大学文学部英語・英米文学科[3]を卒業[4]。
1987年(昭和62年)に新潮社へ入社。最初の2年間は出版部で書籍編集を担当し田辺聖子や北杜夫の本の担当補助を行った。独り立ちして初めて作家と二人で進めたのは、群ようこのエッセイ集『鞄に本だけつめこんで』であった[2]。その後、『新潮』編集部へ異動。(当時の編集長は坂本忠雄)9年間在籍し、当初は苦手意識が強かった純文学を好むようになったという[2][5]。
1998年(昭和63年)に『新潮45』へ異動して2001年(平成13年)8月から編集長を務める[2]。2008年(平成20年)10月1日から『週刊新潮』部長職編集委員を、2011年より出版部部長[6]を務める。2024年4月より執行役員。
テレビ番組の出演も多く、TBSテレビ『サンデーモーニング』で保守寄り論客としてコメントした。現在は東京メトロポリタンテレビジョン (TOKYO MX) 『5時に夢中!』のコメンテーターとして木曜日にレギュラー出演し、「中瀬親方」の愛称で親しまれている[7]。
親友の漫画家西原理恵子と小説家岩井志麻子らとともに「熟女キャッツアイ」を名乗り、トークショーを催すなど[8]活動している。
32歳のときに六本木のバーで偶然出会ったハードボイルド作家の白川道と[9]事実婚の間柄であった[10]。
エピソード
出演
過去
連載
- 夕刊フジ「ななめ45度・おんなの坂道」(木曜夕方発行・金曜付け) - 白川道が「“とお”ちゃん」の名義でたびたび登場する
出典
外部リンク