下野ヒトシ(しものひとし、1971年12月6日 - )は、日本のベーシスト、作曲家、編曲家、音楽プロデューサー。本名は下野 人司。東京都出身。
来歴
音楽家の母を持ち、下野も6歳の頃からクラシックピアノを習う。14歳からはベースを始め、高校でもエレクトリックベースの演奏に没頭。ベースの使用楽器はムーン。同メーカーより「下野ヒトシ モデル」を発売。ベースはシルバースパークルカラーがトレードマーク。
コントラバスも弾く。
大学はアメリカのバークリー音楽院を受験するも、書類選考で不合格となる。その後、下野は渡米し、ベース担当主任教授に直談判。その場でベースを演奏し合格となった。
大学時代の友人に、マーク・デルコアや宮崎隆睦、鈴木正人(LITTLE CREATURES)がいる。
帰国後はベーシストとしてSING LIKE TALKING、ゴスペラーズ、上妻宏光、平原綾香、スティーヴ・ベイリー、デイヴィッド・T・ウォーカーのコンサートツアーに参加。同時に倖田來未、JUJU等への楽曲提供、佐藤竹善、mihimaru GT、SOFFet等の編曲&プロデュース、鈴木雅之、中西圭三、松下奈緒、岩崎宏美等の編曲を担当。更に、指揮者[1]なども行なっている。
その他、企業イメージ曲、CM曲、WOWOWスポーツ番組、ラジオ番組のテーマソング等の制作にも携わり、2015年4月からcross fm「K's Wave」テーマ曲及びジングル制作担当。2018年リリースのVリーグテーマソングはTHE ALFEEの高見沢俊彦との共演による「Black or White」が話題になる[要出典]。
海外アーティトとの共演も多く、ジャパンツアーにおいてベーシスト、ミュージックディレクターとして参加。マシュー・モリソン、ジョン・オーウェン=ジョーンズ、ジョン・ヨンファなどが挙げられ、2018年にアジアで初演を迎えた「ディズニーブロードウェイヒッツ」ではディズニーオリジナルキャストを迎えバンドマスターとベースを担当する。テアトロ・ラッフィナートの2ndアルバム「equals beauty」では新進気鋭の映画監督、廣原暁とのコラボによる短編映画「小さな思い出」の音楽を作編曲を担当。また、この作品は、米国アカデミー賞公認アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2014」 のミュージックショート部門にノミネートされる。
1998年にリットーミュージックより発売した「スラップベースの常套句」が爆発的なヒットをし、日本を代表する[大言壮語的]スラップベース奏者となる。
2010年より自己のソロプロジェクト「Teatro Raffinato(テアトロ・ラッフィナート)」をスタート。音楽性はジャズ、映画音楽系で管弦楽も用いられる。同プロジェクトでは様々なアーティストとのコラボが行われ話題となっている[要出典]。
常にアグレッシブでオリジナルティある活動は、宇野亜喜良、ハービー・山口といった日本を代表するクリエイターからも愛され、海外を視野に入れた次なる展開が期待されている[誰によって?]マルチミュージッククリエイターである。
ディスコグラフィ
下野ヒトシ[注 1]のディスコグラフィ
リリースリスト
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↙スタジオ・アルバム
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3
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↙シングル
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1
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↙映像作品
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2
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↙参加作品
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2
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シングル
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発売日
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タイトル
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規格
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規格品番
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1st
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2013年1月19日
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View To The Top/The Voice Of Glory
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CD
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VQMR-3005
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オリジナル・アルバム
映像作品
- 『スラップ・ベースの常套句』
- 『極上テクニックをDVDで学ぶ 下野ヒトシ/スラップ・ベース・テクニカル・メソッド』
提供楽曲
主なレコーディング参加アーティスト
脚注
注釈
出典
参考文献
- 月刊リベラルタイム 2013年1月号 70-71ページ
- 月刊Songsにて連載
外部リンク