下大利駅(しもおおりえき)は、福岡県大野城市下大利一丁目にある西日本鉄道(西鉄)天神大牟田線の駅である。駅番号はT11。
2022年8月28日の高架化と同時に現在の駅舎を使用しているが、2014年3月22日から、高架化工事による仮線上で営業していた[2]。仮駅舎は当初東口駅舎として仮線移行前の2013年4月6日より利用を開始した[3]。仮駅舎と隣駅である上りの白木原駅まで設置予定の仮線路は旧線路よりもやや東寄りであった[4]。
相対式ホーム2面2線の高架駅である。入口は東側、西側双方にあり、有人駅で自動券売機・自動改札機を備え、定期券売場もある。 地上時代は1998年に新設された東口を移転する形で2013年4月より橋上駅となり、仮設駅舎ながらエスカレーター、エレベーターが設置されていた。仮線へ移設された2014年3月22日からは旧・西口駅舎を解体し、駅機能を集約した。カーブの途中にあるため、ホームと列車の間に隙間ができる。また、元からの駅舎であった駅西口にはミスタードーナツなどがあったが、高架工事に伴いすべて撤去されている。
新駅舎構内の駅改札口前には、2022年9月8日に西鉄ストアの「レガネットマルシェ下大利店」が開業した[8]。
ホーム有効長は8両分ある[要出典]。
2023年度の1日平均乗降人員は14,950人[西鉄 1]であり、西鉄の駅としては第11位である[注釈 1]。
各年度の1日平均乗車および乗降人員は下表のとおり[9]。
大野城市の南東端部に立地し、中心部から離れているが、市南端部に開発された住宅地へのバス路線の運行の拠点となっている。駅前は幅の狭い道路の周囲に小規模商店が密集している。
東口駅舎前から発着する。なお、バスの駐車場が無いため、下大利駅終着のバスは一旦客を降ろして行先表示を変更後、すぐの発車となる。(路線は2025年4月1日現在)