下中村(しもなかむら)は、神奈川県足柄下郡に存在した村。現在の小田原市東部、東海道本線国府津駅の北東に位置した。
地理
歴史
特産物
農業が盛んであり、麦、ミカン、畜牛、乳牛、養蚕の品評会などで優秀な成績を収める農家が多く存在した。その豊かな農業生産力から『蔬菜類の王国』と呼ばれたこともある[1]。
戦後も現在に至るまで農業は盛んである。特産品とされたものにタマネギと牛乳がある。
タマネギの中でも現在かながわブランドとされている「湘南レッド」の品種改良は、下中村でも行われた。
文化財
脚注
注釈
出典
参考文献
- 角川日本地名大辞典 14 神奈川県
- 竹見龍男『中村郷―橘・中井の歴史』私家版、1970年。
- 相模人形芝居下中座『国指定重要無形民俗文化財 相模人形芝居下中座の歩み』相模人形芝居 下中座、1998年。
関連項目