三成駅(みなりえき)は、かつて広島県尾道市美ノ郷町三成に位置していた、尾道鉄道の駅(廃駅)である。
概要
相対式2面2線のホームをもつほか、木造の駅舎も設けていた。また、当駅付近には尾道鉄道の車両基地があった。この車両基地では、単なる整備に留まらず、ほぼ新造と言えるほどの改造まで行っていたという。さらに、かつては当駅構内にある自社火力発電所により架線電力を供給しており、自社供給を止めたのちも、発電所の建物と高い煙突は残っていたという。変電所も当駅に所在した。
鉄道路線廃止後は、駅跡は駐車場(「尾道鉄道 三成駅跡」の看板がある)に、車庫は中国バス尾道営業所の車庫になっている。
歴史
駅周辺
隣の駅
- 尾道鉄道
- 尾道鉄道線
- 三美園駅 - 三成駅 - 木梨口駅
脚注
参考文献
- 前田六二(編)『消えた鉄路尾道鉄道』前田六二、1992年2月29日。
- 尾道学研究会『タイムスリップ・レール…オノテツ』(初版)尾道学研究会、2011年3月31日。
関連項目