『リラクタント・ドラゴン』(原題:The Reluctant Dragon)は1941年6月20日に公開された、ディズニー初の実写&アニメ合成映画。モノクロ(オープニングのみ)、カラー、スタンダード。上映時間は73分。「魔法のアニメ王国 ディズニー・スタジオ ~フル・アニメのできるまで~」という名前でポニー及びバンダイ・ビデオ・ネットワークでビデオが発売され、後に「魔法の王国 なつかしのディズニー・スタジオ探訪記」という名前でWOWOWで放送されたこともある。
日本での公開は1956年3月21日(日本での劇場公開時タイトルは「ディズニー撮影所御案内」)。
内容
実写パート
脚本家ロバート・ベンチリー(英語版)が自身の脚本の映画化のためウォルト・ディズニーに売り込みにやってくる。ディズニースタジオのスタッフはアニメーション制作に大忙し。ウォルトに会うまでの間、ベンチリーはアニメーション制作の現場を見学させてもらう。
アニメーションパート
アニメーションパートは、長編である『おちゃめなドラゴン』のほかに『Baby Weems』『グーフィーの乗馬教室』の2本の短編が収録されている。アニメーションパートのうち、『おちゃめなドラゴン』のパートの原作は、ケネス・グレアムが1898年に出した『おひとよしのりゅう』である。
登場人物
- ケイシー・ジュニア
- スクリーンに映し出されたユニークな蒸気機関車。動物達を愛するところがあり、かなり優しいが、船が通ろうとしているときに汽笛で威張り散らすなど、ちょっと生意気なところもある。早い列車が前方に来ると、すぐにポイントを切り替えてもらった。大嵐が発生して橋がガラガラ崩れ落ちてしまい、渡りきれずに、とんでもない大事故を起こしてしまうが、『魔法の王国 なつかしのディズニー・スタジオ探訪記』の評判が良かったため、修理され、その後『ダンボ』に登場してから、サーカス列車としてテーマソングと共に走る。『ダンボ』での出演が有名だが、『リラクタント・ドラゴン』の出演の方が早いので、本作がデビュー作である。
- ドラゴン
- 丘に住むドラゴン。非常に大きいが、心は優しい。音楽とポエムが大好きで、嫌いなことは「痛いことと怖いこと」。平和主義者であり、戦いは好まない。普段は噴かないが、煙や、ある状況下では火を噴くこともできる。
- 男の子
- ドラゴンと騎士についてとても詳しい男の子。名前は不明。父親は羊飼いである。
- ジャイルズ
- ドラゴン退治の騎士だが、非常に高齢である。ドラゴンと同じようにポエムを作っていて、お互いの作品を褒めあった。
キャスト
スタッフ
日本語版
≪VHS・LD版≫
≪WOWOW・VOD版≫
外部リンク
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