リサ・ローブ(Lisa Loeb、1968年3月11日 - )は、アメリカのシンガーソングライター。
略歴
アメリカ合衆国テキサス州ダラス出身。ダラスの名門女子校ホッカディ・スクールを卒業後、名門ブラウン大学へ進学。ブラウン大学で比較文学を専攻し1990年に卒業。大学時代のルームメイトであったエリザベス・ミッチェルとともに、Liz And Lisaというバンドで音楽活動を始める。このバンドには、後にソロシンガーとしてアトランティック・レコードよりデビューするダンカン・シークも在籍していた[1]。2枚のアルバムを自主制作でリリースしたのち、ミッチェルはニューヨークに移住、ローブはソロとして活動を始める[2]。
1994年公開の映画『リアリティ・バイツ』(ベン・スティラー監督)のサウンドトラックに、同映画に主演の俳優イーサン・ホークと友人だったという縁がきっかけで、自身の曲「ステイ/Stay (I Missed You)」が収録される。これをきっかけにして同曲が大ヒット、当時レコード会社未契約であったにもかかわらず、ビルボードシングルチャートで1位を記録するという史上初の快挙を成し遂げる。後にゲフィン・レコードと契約し、翌1995年にLisa Loeb & The Nine Stories名義でデビューアルバム「テイルズ/Tails」を発表。その後はソロ名義で音楽活動を続けており、女優・声優としても活動歴がある。
2009年に、トーク番組『レイト・ナイト・ウィズ・コーナン・オブライエン』の音楽監修を務めるローイ・ハーシュコヴィッツと結婚。2009年に長女ライラ、2012年に長男エメットを出産。
ディスコグラフィ
スタジオ・アルバム
- 『テイルズ』 - Tails 1995年
- 『ファイアークラッカー』 - Firecracker 1997年
- 『ケーキ&パイ』 - Cake and Pie 2001年
- 『ハロー・リサ』 - Hello Lisa 2002年(「ケーキ & パイ」の新装版)
- 『ザ・ウェイ・イット・リアリー・イズ』 - The Way It Really is 2004年
- Lisa Loeb & Elizabeth Mitchell名義, 『キャッチ・ザ・ムーン』 - Catch the Moon 2004年
- 『パープル・テープ』 - The Early Years 2008年
- 『ノー・フェアリー・テイル』 - No Fairy Tale 2012年
- Lullaby Girl 2017年
チルドレンズ・アルバム
ベストアルバム
- 『ヴェリー・ベスト・オブ・リサ・ローブ』 - The Very Best of Lisa Loeb 2005年
その他
出演作品
女優業
声の出演
関連項目
脚注
リンク