メリンダ・ディロン(Melinda Dillon, 1939年10月13日 - 2023年1月9日)は、アメリカ合衆国の女優。
来歴
ビル・クリントンと同じアーカンソー州ホープ出身。
リー・ストラスバーグなどのもとで演劇を学ぶ[1]。舞台での即興劇からキャリアをスタートさせ、1963年、エドワード・オールビー作の『ヴァージニア・ウルフなんかこわくない』のブロードウェイ公演でハニー役を演じて注目を浴びる(トニー賞にもノミネートされた)[2]。
1969年、映画デビュー。『未知との遭遇』で第50回、『スクープ 悪意の不在』で第54回のアカデミー助演女優賞にそれぞれノミネートされる。
1963年から1978年まで俳優のリチャード・リバティーニと結婚していた[3][4]。
2023年1月9日、83歳で死去[5]。
主な出演作品
公開年 |
邦題 原題 |
役名 |
備考
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1969 |
幸せはパリで The April Fools |
レスリー・ホプキンス |
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1976 |
ウディ・ガスリー/わが心のふるさと Bound for Glory |
メアリー |
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1977 |
スラップ・ショット Slap Shot |
スザンヌ・ハンラハン |
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未知との遭遇 Close Encounters of the Third Kind |
ジリアン・ガイラー |
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1978 |
フィスト F.I.S.T. |
アンナ |
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1979 |
マペットの夢みるハリウッド The Muppet Movie |
風船を持った女性 |
クレジットなし
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1980 |
未知との遭遇 特別篇 Close Encounters of the Third Kind |
ジリアン・ガイラー |
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ポール・ニューマン/遠い追憶の日々 The Shadow Box |
アグネス |
テレビ映画
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1981 |
スクープ 悪意の不在 Absence of Malice |
テレサ |
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1983 |
幸福の選択 Right of Way |
ルダ |
テレビ映画
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1984 |
ソングライター Songwriter |
ハニー |
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1987 |
ハリーとヘンダスン一家 Harry and the Hendersons |
ナンシー・ヘンダスン |
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1989 |
ナイトブレーカー Nightbreaker |
ポーラ・ブラウン |
テレビ映画
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ステイ・トゥゲザー/青春の絆 Staying Together |
アイリーン |
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1990 |
スポンティニアス・コンバッション/人体自然発火 Spontaneous Combustion |
ニーナ |
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1991 |
キャプテン・アメリカ 卍帝国の野望 Captain America |
ロジャース夫人 |
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サウス・キャロライナ/愛と追憶の彼方 The Prince of Tides |
サヴァンナ・ウィンゴ |
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1994 |
狼の烙印 Sioux City |
リア |
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1995 |
キルトに綴る愛 How to Make an American Quilt |
ソフィアの母 |
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3人のエンジェル To Wong Foo Thanks for Everything, Julie Newmar |
マーナ |
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1996 |
天使の旅立ち Entertaining Angels: The Dorothy Day Story |
シスター・アロイシアス |
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1998 |
マグノリア Magnolia |
ローズ・ゲイター |
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2003 |
ペインテッド・ハウス A Painted House |
グラン・チャンドラー |
テレビ映画
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2005 |
LAW & ORDER:性犯罪特捜班 Law & Order: Special Victims Unit |
ジェニー・ロジャース |
1エピソード
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2007 |
再会の街で Reign Over Me |
ジンジャー・ティンプルマン |
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脚注
外部リンク