| この記事には独自研究が含まれているおそれがあります。 問題箇所を検証し出典を追加して、記事の改善にご協力ください。議論はノートを参照してください。(2011年9月) |
ムーンバートン (Moombahton) は、エレクトロニック・ダンス・ミュージックの一種である。主にチョップド・アンド・スクリュードの手法を使用している。
日本ではこの項目どおり「ムーンバートン」と呼ばれることが多いが、提案者Dave Nadaによると、ムー(ン)バトンという発音が日本読みでは一番近いと思われる。
概要
Silvio Ecomo & DJ Chuckieの「Moombah (Afrojack remix)」のBPMを108まで下げたことがそもそもの始まりであり[2]、そのBPMがレゲトンと酷似しているため、MoombahとReggaetonを組み合わせ、Moombahtonと命名した。
アメリカ・ワシントンD.C.のDJ・トラックメイカー、Dave Nadaが開発したその新しいスタイルは注目を集め、2010年3月にはSydney Samsonの「riverside」のムーンバートンリミックスを含む5トラックをEPとしてリリースした。
またこのムーブメントに早期から参加する動きを見せていたのはMunchi、David Heartbreakの二人であり、彼らはダブステップなどの作品を作りながらもムーンバートンのトラックを各自で製作し、ついに共同でEP「Fuck H&M」を創り上げた。
それとほぼ同時に今度はDJ A-Macが「Heads Will Roll (A-Mac Moombahton Edit)[注 1]」を発表した。
日本での火付け役はblogで紹介していたKAN TAKAHIKO、FYS aka BINGOの両氏である。
派生
ダブステップとグライム、ドラムンベースとジャングルが親和性が高いように、レゲトンとも親和性が高いためドン・オマールやショーン・ポールをムーンバートンにリミックスしたトラックもしばしば見られる。レゲトンはヒップホップの影響を受けて生み出された音楽であり、ムーンバートンもヒップホップから派生したトラップの要素(ハイハットの連続音など)を取り入れることもある。
また源流はAfrojack、Chuckieなどに代表されるダッチハウスであるが、
ここ最近のベース・ミュージックのムーブメントもあり、Rusko、Doctor Pなどによるブロステップも積極的にムーンバートンにリミックスされている。
最近ではDavid HeartbreakがMoombahsoulという新しいジャンルを確立している。
分化したジャンルとしては、Moombahcoreがある。
脚注
注釈
- ^ 原曲はYeah Yeah Yeahsによるもの。
出典
関連項目
|
---|
サブジャンル |
1980年代 | |
---|
1990年代 | |
---|
2000年代 | |
---|
2010年代 | |
---|
地域別 | |
---|
|
---|
関連ジャンル | |
---|
ダンス | |
---|
|