マラカニアン宮殿

マラカニアン宮殿
Palasyo ng Malakanyang
マラカニアン宮殿150周年記念切手
マラカニアン宮殿の位置(マニラ内)
マラカニアン宮殿
マラカニアン宮殿の位置(マニラ首都圏内)
マラカニアン宮殿
マニラ首都圏における位置
旧名称 Palacio de Malacañan
Palacio de Malacañán
別名 Malacañan Palace
フィリピン共和国大統領宮殿
概要
建築様式 スペイン植民地建築新古典主義建築
所在地 マニラ、サン・ミゲル区、ホセ・ラウレル通り
フィリピンの旗 フィリピン
座標 北緯14度35分38秒 東経120度59分40秒 / 北緯14.5939度 東経120.9945度 / 14.5939; 120.9945座標: 北緯14度35分38秒 東経120度59分40秒 / 北緯14.5939度 東経120.9945度 / 14.5939; 120.9945
入居者 ボンボン・マルコス
フィリピン共和国大統領
着工 1750年[1]
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マラカニアン宮殿(マラカニアンきゅうでん、スペイン語: Palacio de Malacañánタガログ語: Palasyo ng Malakanyang)は、フィリピン大統領官邸である。「マラカニャン宮殿」とも。

宮殿ロゴ

概要

マニラ市サン・ミゲル地区にある。

1898年撮影

1750年スペイン人貴族ルイス・ロチャ(Luis Rocha)の夏の住まいとして建てられた。1825年スペイン政府に買収されフィリピン総督の別邸となった。1863年イントラムロスの総督府が地震で倒壊したため、マラカニアン宮殿が正式な官邸となり大幅に増築された。

1898年米西戦争に勝ったアメリカ合衆国は、フィリピン独立派住民による「フィリピン第一共和国」には引き渡さず自らの管理下に接収した。アメリカの植民地時代には総督の官邸として使用された。

1935年、アメリカ合衆国の影響力の元、将来の独立に向けてフィリピン・コモンウェルス政府が発足した。その初代大統領マニュエル・ケソンがフィリピン人として初のマラカニアン宮殿の住人となった。それ以降は、フィリピン大統領官邸として機能している。

1986年2月25日エドゥサ革命のおり、フィリピン大統領のフェルディナンド・マルコスおよびその一家がマラカニアン宮殿を去ってすぐに、民衆の一部が乱入し、大統領夫人イメルダ・マルコスの贅沢な生活が暴露されたというエピソードがある。

コラソン・アキノ大統領就任時より、建物の一部が、一般開放されることもある[2]

脚注

外部リンク

フィリピン大統領公式サイト

その他

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