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この項目では、コンピュータゲームメーカーについて説明しています。ギリシア神話に登場する神については「エリス (ギリシア神話)」をご覧ください。 |
ポノス株式会社(PONOS Corporation)とは、主にコンピュータゲームの開発・製造・販売を行う日本の企業。
概要
1990年12月に起業した企業で、コンピュータゲーム開発を中心に操業している。[3]会社スローガンは「GO FAR BEYOND(斜め上を、行け)」[4]。
2012年11月15日、iOS、Android向けに配信したタワーディフェンスゲーム、『にゃんこ大戦争』を配信。2024年8月時点で9600万ダウンロードを突破している[5]。
また、2018年から2020年にかけて社名と同名のeスポーツチームを運営[注 1][6]。モバイルゲーム『クラッシュ・ロワイヤル』で活動し、2020年の世界大会では3位に入る活躍を見せた[7]。2021年5月にはKADOKAWA Game Linkage運営のeスポーツチーム『FAV gaming』とスポンサー契約を締結[8]。それに先駆けて、同社チーム所属の一部選手が『FAV gaming』に移籍している[9][10]。
沿革
(この節の出典[3])
- 1990年12月 - 画像処理技術会社として、大阪市に起業。
- 1994年2月 - 任天堂とSFC開発ライセンス契約締結。
- 1995年9月 - ソニー・コンピュータエンタテインメントとPlayStation開発ライセンス契約締結。
- 1999年2月 - PlayStationゲームソフト、「マービーベィビーストーリー」発売。
- 2000年11月 - PlayStationゲームソフト、「ディオラムス」発売。
- 2001年11月 - NTTドコモとコンテンツ配信契約締結。
- 2002年1月 - iモードコンテンツサービス「対戦バカー台」提供開始。
- 2007年3月 - 本社を京都市下京区に移転。
- 2009年3月 - Yahoo!ケータイコンテンツサービス「ブラボー堂」配信。
- 2010年10月 - Androidアプリケーション配信開始。
- 2011年9月 - Ezwebコンテンツサービスサービス「惑星ポノス」配信。
- 2012年6月 - docomoSPモードコンテンツサービス、「対戦☆バカー台」配信。
- 2012年11月 - iOS、Android向けアプリケーション、「にゃんこ大戦争」配信。
- 2015年10月 - 江戸オフィスを東京都渋谷区に設置。
- 2019年10月 - iOS、Android向けアプリケーション、「にゃんこ大泥棒」配信。
拠点
- 京オフィス(本社) - 京都市下京区売東町12-1 日土地京都四条通ビル[1]
- 京オフィス別邸 - 京都市中京区指物町328 増井ビル[1]
- 江戸オフィス - 東京都渋谷区恵比寿南1丁目7-8 恵比寿サウスワン[1]
モータースポーツ事業
2023年5月23日、PONOS RACING(ポノス・レーシング)を発足させモーターレーシング事業を開始すると発表した[11]。自社チームを立ち上げ、FIA-F4選手権とフォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップ(FRJ)という2つの国内フォーミュラシリーズに挑むことがアナウンスされた。
またPONOS RACINGは、同年100周年の記念大会として行われる、ル・マン24時間レースのLMGTEアマクラスに、フェラーリ・488 GTEエボで参戦する。
2024年からはSUPER GTにエントラントとして新規参戦。フェラーリ・296 GT3を使用し、ケイ・コッツォリーノと女性初のフェラーリファクトリードライバーのリロウ・ワドゥの二人を起用する[12]。カーナンバーは45で、斜め45度の考え方をするという意味が込められている[13]。
スポンサー活動
2021年、前述のeスポーツチーム『FAV gaming』、フォーミュラ1(F1)チーム『ウィリアムズ・レーシング』[14]と日本のレーシングチーム『ROOKIE Racing』のスポンサーを務めた[15]。
また2015年には『日本レースクイーン大賞』の初代冠スポンサーを務め、受賞者の中からPONOS賞[注 2]も選定された。
2022年9月27日、F1チームのレッドブル・レーシングと、F1第18戦「日本グランプリ」におけるパートナーシップを締結した[17]。
2023年には、SUPER GTにて2台体制を敷くGAINERの1台で、メインスポンサーを務めた[18]。
関連項目
脚注
注釈
- ^ 2018年は『PONOS Sports』名義で活動
- ^ この年のグランプリだった荒井つかさが受賞[16]。
出典
外部リンク