ポノス (企業)

ポノス株式会社
PONOS Corporation
本社を構える日土地京都四条ビル
本社を構える日土地京都四条ビル
種類 株式会社
略称 PONOS、ポノス
本社所在地 日本の旗 日本
600-8005
京都府京都市下京区四条通柳馬場東入立売東町12番地1
日土地京都四条通ビル[1]
設立 1990年12月
業種 情報・通信業
法人番号 4130001028552 ウィキデータを編集
事業内容 コンピュータゲーム開発
代表者 辻子 依旦(代表取締役社長CEO)
資本金 1530万円[2]
従業員数 150人[3]
外部リンク https://www.ponos.jp/
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ポノス株式会社(PONOS Corporation)とは、主にコンピュータゲームの開発・製造・販売を行う日本企業

概要

1990年12月に起業した企業で、コンピュータゲーム開発を中心に操業している。[3]会社スローガンは「GO FAR BEYOND(斜め上を、行け)」[4]

2012年11月15日iOSAndroid向けに配信したタワーディフェンスゲーム、『にゃんこ大戦争』を配信。2024年8月時点で9600万ダウンロードを突破している[5]

また、2018年から2020年にかけて社名と同名のeスポーツチームを運営[注 1][6]。モバイルゲーム『クラッシュ・ロワイヤル』で活動し、2020年の世界大会では3位に入る活躍を見せた[7]。2021年5月にはKADOKAWA Game Linkage運営のeスポーツチーム『FAV gaming』とスポンサー契約を締結[8]。それに先駆けて、同社チーム所属の一部選手が『FAV gaming』に移籍している[9][10]

沿革

(この節の出典[3])

  • 1990年12月 - 画像処理技術会社として、大阪市に起業。
  • 1994年2月 - 任天堂SFC開発ライセンス契約締結。
  • 1995年9月 - ソニー・コンピュータエンタテインメントPlayStation開発ライセンス契約締結。
  • 1999年2月 - PlayStationゲームソフト、「マービーベィビーストーリー」発売。
  • 2000年11月 - PlayStationゲームソフト、「ディオラムス」発売。
  • 2001年11月 - NTTドコモコンテンツ配信契約締結。
  • 2002年1月 - iモードコンテンツサービス「対戦バカー台」提供開始。
  • 2007年3月 - 本社を京都市下京区に移転。
  • 2009年3月 - Yahoo!ケータイコンテンツサービス「ブラボー堂」配信。
  • 2010年10月 - Androidアプリケーション配信開始。
  • 2011年9月 - Ezwebコンテンツサービスサービス「惑星ポノス」配信。
  • 2012年6月 - docomoSPモードコンテンツサービス、「対戦☆バカー台」配信。
  • 2012年11月 - iOS、Android向けアプリケーション、「にゃんこ大戦争」配信。
  • 2015年10月 - 江戸オフィスを東京都渋谷区に設置。
  • 2019年10月 - iOS、Android向けアプリケーション、「にゃんこ大泥棒」配信。

拠点

  • 京オフィス(本社) - 京都市下京区売東町12-1 日土地京都四条通ビル[1]
  • 京オフィス別邸 - 京都市中京区指物町328 増井ビル[1]
  • 江戸オフィス - 東京都渋谷区恵比寿南1丁目7-8 恵比寿サウスワン[1]

モータースポーツ事業

2023年5月23日、PONOS RACING(ポノス・レーシング)を発足させモーターレーシング事業を開始すると発表した[11]。自社チームを立ち上げ、FIA-F4選手権フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップ(FRJ)という2つの国内フォーミュラシリーズに挑むことがアナウンスされた。

またPONOS RACINGは、同年100周年の記念大会として行われる、ル・マン24時間レースLMGTEアマクラスに、フェラーリ・488 GTEエボで参戦する。

2024年からはSUPER GTにエントラントとして新規参戦。フェラーリ・296 GT3を使用し、ケイ・コッツォリーノと女性初のフェラーリファクトリードライバーのリロウ・ワドゥの二人を起用する[12]。カーナンバーは45で、斜め45度の考え方をするという意味が込められている[13]

スポンサー活動

2021年、前述のeスポーツチーム『FAV gaming』、フォーミュラ1(F1)チーム『ウィリアムズ・レーシング[14]と日本のレーシングチーム『ROOKIE Racing』のスポンサーを務めた[15]

また2015年には『日本レースクイーン大賞』の初代冠スポンサーを務め、受賞者の中からPONOS賞[注 2]も選定された。

2022年9月27日、F1チームのレッドブル・レーシングと、F1第18戦「日本グランプリ」におけるパートナーシップを締結した[17]

2023年には、SUPER GTにて2台体制を敷くGAINERの1台で、メインスポンサーを務めた[18]

関連項目

脚注

注釈

  1. ^ 2018年は『PONOS Sports』名義で活動
  2. ^ この年のグランプリだった荒井つかさが受賞[16]

出典

  1. ^ a b c d 会社情報”. ポノス株式会社 (2016年2月22日). 2020年5月9日閲覧。
  2. ^ イシン株式会社. “ポノス株式会社”. 注目の西日本ベンチャー100. 2020年5月9日閲覧。
  3. ^ a b c 会社情報”. ポノス株式会社 (2016年2月22日). 2020年5月9日閲覧。
  4. ^ ポノスについて”. ポノス株式会社 (2016年2月18日). 2020年5月9日閲覧。
  5. ^ 期間限定イベント「熱血!にゃんこ大運動会」と「熱血硬派くにおくん」×「にゃんこ大戦争」コラボ、8600万ダウンロード突破記念イベント開催のお知らせ”. PR TIMES (2023年10月4日). 2022年10月4日閲覧。
  6. ^ PONOSクラロワチーム”. ポノス株式会社. 2021年8月4日閲覧。
  7. ^ 「クラロワリーグ」世界一はチームケソ 日本のPONOSは3位”. 毎日新聞. 株式会社毎日新聞社 (2020年12月6日). 2021年8月4日閲覧。
  8. ^ プロゲーミングチーム“FAV gaming”、「ポノス」によるスポンサー契約が決定!” (PDF). 株式会社KADOKAWA Game Linkage (2021年5月11日). 2021年8月4日閲覧。
  9. ^ 新メンバー「RAD」加入のお知らせ”. 株式会社KADOKAWA Game Linkage (2021年1月12日). 2021年8月4日閲覧。
  10. ^ 新メンバー「ライキジョーンズ」加入のお知らせ”. 株式会社KADOKAWA Game Linkage (2021年1月12日). 2021年8月4日閲覧。
  11. ^ PONOS RACING発足。FIA-F4/FRJ参戦、代表自らル・マンにも。「若手育成や業界の発展に貢献したい」”. autosport web. 2023年5月23日閲覧。
  12. ^ 『PONOS RACING』2024 SUPER GTシリーズの参戦決定! - ポノス株式会社・2023年11月30日
  13. ^ J SPORTS「GTV2024 ~SUPER GT トークバラエティ~ #2」
  14. ^ 『にゃんこ大戦争』を運営するポノス株式会社とウイリアムズF1、2020年のスポンサー契約を締結”. auto sport web. 株式会社三栄 (2019年10月31日). 2021年8月4日閲覧。
  15. ^ スーパーフォーミュラ:ROOKIE Racingの2020年カラーリング発表。大嶋和也がYoutubeで公開”. auto sport web. 株式会社三栄 (2020年4月20日). 2021年8月4日閲覧。
  16. ^ PONOS日本RQ大賞2015:2015年の人気No.1レースクイーンが決定!”. 日本レースクイーン大賞 (2016年1月15日). 2021年11月8日閲覧。
  17. ^ にゃんこ大戦争のポノス、レッドブル・レーシングとF1日本GPでのパートナーシップを締結 鈴鹿サーキット限定グッズを販売”. car watch (2022年9月27日). 2022年11月1日閲覧。
  18. ^ Inc, Aetas. “「にゃんこ大戦争」のポノスがレーシング事業を発足。ル・マン24時間レースやスーパーGTへの参戦も明らかに”. 4Gamer.net. 2023年10月25日閲覧。

外部リンク