V50(Volvo V50)は、スウェーデンの自動車メーカー、ボルボ・カーズが2004年から2012年まで製造・販売していたステーションワゴンタイプの乗用車である。
2003年のボローニャモーターショーにてプロトタイプが発表され、2004年5月に発表された。
斜線と縦格子を組合せたフロントグリルにV型のボンネットなど伝統的なボルボのデザインを踏襲。プラットフォームは、マツダ・アクセラやフォード・フォーカスなどと共通の「フォード・C1プラットフォーム」(「ボルボ・P1プラットフォーム」)を用いている。
衝突安全性においては、ボディが複数のクランプルゾーン(衝撃吸収前後ボディ構造)で構成され、側面には「SHIPS」、後方には「WHIPS」と呼ばれるボルボ独自のシステムが装備されている。
エンジンは1.6L・1.8L・2.0Lの直4DOHCガソリン(同じフォードグループのマツダが開発)と2.4L・2.4Lターボの直5DOHCガソリン、1.4L・2.0Lの直4DOHCディーゼルと2.4Lの直5DOHCディーゼルがラインナップされている(ディーゼルは北米では販売されていない)。
2007年9月、フェイスリフトが行われ、後期型となる。エントリーモデルとして「2.4Aktiv」を新設し、ラインナップを一新する。
2009年3月、新しく導入された直列4気筒 2.0リッターのガソリンエンジンと、新開発の6速デュアルクラッチトランスミッションを組み合わせた「2.0e」をラインナップに追加。
2012年ボルボ・V40の発売に伴い、V50の販売を終了した。
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