1864年、フォートコリンズはアメリカ陸軍の前哨基地として設立された。キャッシュ・ラ・プードル川(Cache la Poudre River)沿いで、現在のラポルテ(Laporte)付近に位置し、キャンプ・コリンズ(Camp Collins)として知られていた以前の野営地は、洪水により1864年の6月に破壊された。その後、砦の司令官はフォート・ララミー(Fort Laramie)のコリンズ大佐に手紙を出し、プードル川を数マイル下った所が砦を作るのに良い場所ではないかと提案し砦が作られた。ちなみに、その砦は全く城壁を持っていなかった。
開拓者達は砦の周辺のすぐ側に時を移さず移住し始めた。1868年に砦は破棄され、元の砦があった場所は現在の町のダウンタウンにあたる。町は1873年に正式に併合された。
フォートコリンズはコロラドの初代の公立大学であり以前はコロラド農工大学として知られたコロラド州立大学の本拠地である。他の主要な雇用主としてはヒューレット・パッカード、Poudre Valley Health System、そしてPoudre School District等がある。
更に詳細な情報についてはフォートコリンズ公立図書館(Fort Collins Public Library)の地方の歴史文書を参照のこと。
College Avenue(Highway 287)のみ、自転車の通行が禁止されている。Spring Creek やPoudre River Trailsなどのトレイル(自転車専用道路)が存在し、どちらも舗装されている。また、全長9.3 kmのFoothills Trailは、未舗装のサイクリングロードもあり、ホースツゥース貯水池と平行に、Dixon Reservoir northからCampeau Open Space and Michaud Laneまで続いている。そのため通勤・通学以外にもアクティビティとして自転車を楽しむ人も多い。