Fonotipia Records 設立 1904年 (1904 ) 設立者 Baron Frederic d'Erlanger 現況 現存せず ジャンル クラシック音楽 、オペラ 国 イタリア
フォノティピア (英:Fonotipia Records、伊:Società Italiana di Fonotipia[1] )は、イタリアのレコード会社 。
解説
ドイツのオデオンレコード の系列会社で、蓄音機 やレコード を発売していたカール・リンドストレーム社 (パーロフォン ・レーベルを所有。パーロフォンレーベルの蓄音機 やパーロフォン レーベルでのレコードにはLの文字をデザインしたトレードマーク が付けられ、レコードの母形もレーベルに無関係に共用していた)に吸収され、同社のイタリアでのブランド になった。このためオデオンレコード のラベルが貼付されているレコード盤にFONOTIPIAと刻印されていた[2] 。また、フォノティピアのラベルが貼付されているレコード盤の刻印が、ODEONとなっている事も多くあった。
のちには、吸収したカール・リンドストレーム社のパーロフォンレーベルでのレコードの再発売や復刻もされている。
機械式録音の時には他社では余り見掛けない、約11インチのサイズのレコード盤が数多くあったのも、特徴の一つと云える。
このレーベルの著名なアーティストには、ドイツのソプラノロッテ・レーマン 、ヴァイオリニストのフランツ・フォン・ヴェッチェイ 、ヤン・クベリーク 等がいる。リリー・レーマン は、オデオンレコードにのみ録音しており、他社、他レーベルでの録音をしていないが、系列のフォノティピアレーベルでの発売と、吸収したカール・リンドストレーム社のブランドのパーロフォンレーベル(オデオンパーロフォンのダブルブランド名で)での発売があった。
沿革
References
^ Camera di Commercio di Milano, 12 ottobre 1904
^ Symposum CD 1261, Fonotipia, a Centenary Celebration 1904–2004 .
Sources
J.R. Bennett, Dischi Fonotipia - A Golden Treasury (Record Collector Shop, Ipswich 1953).
M. Lopez, Società Italiana di Fonotipia. Il fondo discografico storico dell'Istituto Centrale per i Beni Sonori ed Audiovisivi , in 'Accademie e Biblioteche d'Italia', anno X, 1-4/2015, pp. 175-206.
外部リンク