ピーター・ディンクレイジ(Peter Dinklage, 1969年6月11日 - )は、アメリカ合衆国ニュージャージー州生まれの俳優。軟骨無形成症による小人症で、身長132cm。
来歴
音楽教師の母と、保険セールスマンの父のもと1969年にニュージャージー州で生まれた。大学卒業までをニュージャージー州で過ごし、1991年にバーモント州のベニントン大学を卒業。
役者として活動を始めてからは、小さな体格を生かして数多くの作品へ出演。ジョン・ファヴロー監督、ウィル・フェレル主演のクリスマス・ファンタジー『エルフ 〜サンタの国からやってきた〜』では気難しい絵本作家や、ミシェル・ゴンドリー監督の異色コメディ『ヒューマン・ネイチュア』などの作品にも顔を見せた。2003年に製作されたインデペンデント映画『The Station Agent』では主役を演じ、パトリシア・クラークソンらと共演。その演技が高い評価を得て、インデペンデント・スピリット賞と全米映画俳優組合賞に見事ノミネートされた。ちなみに同作はインデペンデント・スピリット賞において脚本賞を受賞している。
2011年からは、ファンタジー大河小説『氷と炎の歌』シリーズを原作としたHBO制作のテレビドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』で主要人物の一人を演じ、多くの称賛を受け、エミー賞助演男優賞(ドラマシリーズ部門)(四度の受賞)、ゴールデングローブ賞助演男優賞(シリーズ・ミニシリーズテレビ映画部門)を受賞した。
2005年に舞台監督の女性エリカ・シュミットと結婚し、2017年10月に5歳の女の子に次いで2人目を妊娠していることが明らかにされた。
2023年7月、製作総指揮とナレーションを担当したドキュメンタリー『カルト教祖になる方法』がNetflixにて公開された。チャールズ・マンソン、人民寺院のジム・ジョーンズ、ヘヴンズ・ゲイトのマーシャル・アップルホワイト、オウム真理教の麻原彰晃、旧統一教会の文鮮明などを題材にした[1][2]。
フィルモグラフィー
映画
テレビ
脚注
外部リンク
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1994-2000 | |
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2001–2020 | |
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2021–2040 | |
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