株式会社ピクチャーエレメント(英文社名:Picture Element Inc.)は、かつて存在した日本のポストプロダクション会社である。
概要
2011年に設立され、VFXスーパーバイザーの大屋哲男が代表取締役を務めていた。東宝スタジオ内に所在する芸術科学センターを拠点とし[2]、映画のVFXやデジタル・インターミディエイトなどのサービスを行っていた。また、独自に開発した動画素材管理ツール「PE RUSH!」(ピー・ラッシュ)の運用も行っていた[3][4]。
2016年3月には、映画『バクマン。』でVFX-JAPANアワードの実写映画部門において最優秀賞を受賞している[5][6]。
2013年11月より、映画製作・配給会社の東宝と資本提携を結んでおり、東宝は同社の株式の10%を取得している[7][2]。
2018年8月期に約1億円の債務超過に転落。複数の企業と支援を求めた交渉を行ったものの、交渉はまとまらなかった。ピクチャーエレメントと代表取締役を務めていた大屋は、2019年9月18日に東京地方裁判所から破産手続開始決定を受けた。ピクチャーエレメントの負債総額は約1億9400万円[1][8][9]。
ピクチャーエレメントは2020年10月23日に法人格が消滅した。
参加作品
映画
- 2008年
- 2009年
- 2010年
- 2011年
- 2012年
- 2013年
- 2014年
- 2015年
- 2016年
- 2017年
- 2018年
- 2019年
- 2020年
テレビ番組
- 2008年
- 2009年
- 2010年
- 2012年
- 2013年
- 2014年
- 2015年
- 2016年
ミュージックビデオ
- 2012年
- 2014年
- 2015年
その他
脚注
外部リンク
- 公式サイト - ウェイバックマシン(2019年8月23日のキャッシュ)