1938年、卞美年(ピンインでは Bian Meinian だが、西洋ではより古い記法である Mei Nien Bien としても知られる)が、恐竜の頭蓋骨の断片を発見した。2001年、董枝明はこの標本を模式種ビエノサウルス・ルフェンゲンシス(Bienosaurus lufengensis)と命名し、記載した。属名は卞に敬意を表したもので、種小名は禄豐層(英語版)を指す[1]。
ビエノサウルスはホロタイプIVPP V15311(2001年には誤ってIVPP V 9612の番号が与えられた)に基づいて記載された。本属は、右下顎の一部といくつかの歯、頭蓋骨の断片から成る。