バッグス オーストラリアへ行く

バッグス オーストラリアへ行く(原題:Bushy Hare)とは、アメリカ合衆国映画会社ワーナー・ブラザースの短編アニメシリーズ「ルーニー・テューンズ」の作品である。1950年11月18日公開。監督はロバート・マッキムソンが務めた[1]。この作品の主演は、バッグス・バニー[2]

ストーリー

ゴールデン・ゲート・パークにやってきたバッグスが歌を歌ってる最中に1人の男が『靴ひもが解けちゃって… 風船持っててくれない?』と頼まれた。ところが、バッグスは風船を持ったまま空の上に上がってしまい、夜が明けカンガルーの赤ちゃん(ヒップティー・ホッパー)を運ぶコウノトリがバッグスと衝突し、赤ちゃんは風船に乗っかってしまい、コウノトリに乗っかったバッグスはオーストラリアに運ばれてしまう。そして赤ちゃんカンガルーのお母さんにキスをされ、『やめてくれ!僕はあんたの赤ちゃんじゃないの!大人のウサギなの!』と訴え、赤ちゃんカンガルーのお母さんに『コウノトリの取り違え!』と説明し、お別れをしたが赤ちゃんカンガルーのお母さんは泣いてしまう。バッグスは謝り、仕方なく『母ちゃん』と呼んだ。そこで、木の中に隠れた原住民が現れ、バッグスに攻撃したり追跡を繰り返す。その後、原住民は赤ちゃんカンガルーのお母さんによって蹴飛ばされた。そして風船に乗ったカンガルーの赤ちゃんが下に降りていき、バッグスは2匹のカンガルーと一緒にアメリカまで向かうのであった。

キャスト

キャラクター 現行吹き替え版
バッグス・バニー 山口勝平
風船を持つ男 幹本雄之
原住民 松尾銀三
ヒップティー・ホッパー 小桜エツコ
ナレーション 梅津秀行

放送した作品

脚注

  1. ^ Beck, Jerry; Friedwald, Will (1989). Looney Tunes and Merrie Melodies: A Complete Illustrated Guide to the Warner Bros. Cartoons. Henry Holt and Co. p. 216. ISBN 0-8050-0894-2 
  2. ^ Lenburg, Jeff (1999). The Encyclopedia of Animated Cartoons. Checkmark Books. pp. 60-61. ISBN 0-8160-3831-7. https://archive.org/details/isbn_9780816038312 6 June 2020閲覧。