ドイル (英語: USS Doyle, FFG-39) は、アメリカ海軍のミサイルフリゲート。オリバー・ハザード・ペリー級ミサイルフリゲートの30番艦。艦名は、朝鮮戦争で活躍したジェームズ・ヘンリー・ドイル海軍中将に因む。その名を持つ艦としては2隻目。
艦歴
ドイルはメイン州のバス鉄工所で1981年10月23日に起工された。1982年5月22日に進水し、1983年5月21日に就役した。
最後の任務は、南方軍(SOUTHCOM)管轄地域における武器密輸取締り(CIT)任務であり[1][2]、同任務に従事すべく2010年10月2日に母港・メイポート海軍補給基地を出港し[1]、SOUTHCOM隷下で武器や麻薬の密売取締りを主任務とする統合タスクフォース「南方統合組織間協力タスクフォース[3]」(JIATF South、JIATFS)に加わり、CIT任務に従事した[1][2]。本任務中には、実際に捜査・逮捕などの権限を有する沿岸警備隊の法執行要員(LEDET)を同乗させるとともに、第42軽対潜ヘリコプター飛行隊(HSL-42)とも共同して任務に当たり、実際に東太平洋上において行われようとしていた武器密売を阻止、容疑者を拘束する成果を挙げている[2]。
2011年4月5日に6ヶ月間の派遣期間を終えて母港のメイポート基地に帰港し、およそ4ヶ月後の同年7月29日付で退役した[2]。
脚注・出典
関連項目
外部リンク