デナウ(ウズベク語: Denov, Денов、タジク語: Деҳнав、ロシア語: Денау)はウズベキスタン・スルハンダリヤ州の都市である。州都テルメズより150km北東にある。推定人口10万人[2]。タジキスタンとの国境付近にあり、ギッサール山脈の麓にある。タジキスタン側の国境の町トゥルスンゾダからは約50km。Denauと表記されることもある[3]。付近にはスルハンダリヤ川が流れる。(ダリヤは「川」を意味する。)
ソビエト連邦統治下の1929年に鉄道が敷かれ、1958年に市として設立された。都市名は「新しい街」を意味する[4]。
現在の主な産業は綿の製造と、バターやワイン、ウォッカなどの食品産業である[5]。
デナウの南約20kmのところに、バクトリアを勢力下におき、大夏を滅ぼした大月氏の都とされるダルヴェルジン・テペ遺跡とその離宮とされるカラバグ・テパ遺跡があり[6]、発掘調査が進められている。
2012年には、バイスンとデナウを結ぶ電線がウズベクテレコム (Uzbektelecom) により開通している[7]。
ケッペンの気候区分ではステップ気候に属し、降水量は少ない。1月の平均気温は3.6℃、7月の平均気温は28.4℃となっている。
2011年にウズベキスタン鉄道のタシュケント-デナウ間ルートが開通している[8]。
ウズベク人が90%以上を占めている。外国人としては、割合の多い順に、タジク人、タタール人、ロシア人が住んでいる。
座標: 北緯38度16分 東経67度54分 / 北緯38.267度 東経67.900度 / 38.267; 67.900
タシュケント
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