パラス(Palas )は小型機に使用された小型の遠心圧縮式ターボジェットエンジンである。1950年にフランスのチュルボメカで設計され、英国のブラックバーン・エアクラフトと米国のコンチネンタル・モータースでライセンス生産された。
搭載機
パラスはショート シェルパ(英語版)、フーガ マジステール、マイルズ スパロージェット(英語版)、SIPA S-200やカプロニ トレント F.5(英語版)といった、多くのモーターグライダーよりも小型のジェット機に使用された。
仕様
一般的特性
- 形式: ターボジェットエンジン
- 全長: 1.2 m (47.25 in)
- 直径: 405 mm (16 in)
- 乾燥重量: 72 kg (159 lb)
構成要素
- 圧縮機: 単段遠心式
- 燃焼器: アンニュラー型、回転燃料噴射
- タービン: 単段式、24または25枚のブレード
- 使用燃料: Jet A1
性能
- 推力: 1.6 kN (353 lbf)
- 全圧縮比(英語版): 3.95:1
- 空気流量: 3.2 kg sec-1 (7.05 lb sec-1)
- タービン入口温度: 700°C
- 燃料流量: 0.117 kg N-1 h-1 (1.15 lb lbf-1 h-1 )
- 推力重量比: 22.2 N kg-1 (2.26 lbf lb-1)
外部リンク