チャンドラー・パーソンズ

チャンドラー・パーソンズ
Chandler Parsons
2014年のパーソンズ
引退
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生年月日 (1988-10-25) 1988年10月25日（36歳）
出身地 フロリダ州カッセルベリー
身長(現役時) 203cm (6 ft 8 in)
体重(現役時) 104kg (229 lb)
ウィングスパン(現役時) 206cm  (6 ft 9 in)[1]
キャリア情報
高校 レイクハウエル高等学校（英語版）
大学 フロリダ大学
NBAドラフト 2011年 / 2巡目 / 全体38位[1]
プロ選手期間 2011年–2020年
ポジション SF
背番号歴 25, 31
経歴
2011ショレ・バスケット（英語版）
2011-2014ヒューストン・ロケッツ
2014-2016ダラス・マーベリックス
2016-2019メンフィス・グリズリーズ
2019–2020アトランタ・ホークス
受賞歴
Stats ウィキデータを編集 Basketball-Reference.com
Stats ウィキデータを編集 NBA.com 選手情報 NBA.Rakuten

チャンドラー・エヴァン・パーソンズ（Chandler Evan Parsons、1988年10月25日 - ）は、アメリカ合衆国・フロリダ州カッセルベリー出身の元プロバスケットボール選手。NBAのヒューストン・ロケッツなどに所属していた。ポジションはフォワード。

経歴

フロリダ大学 (ゲイターズ) から2011年のドラフトでヒューストン・ロケッツに全体38位指名を受け、NBA入りを果たした[2]。

2011年9月3日、NBAロックアウトの影響を受けフランスのショレ・バスケット（英語版）と契約してプロキャリアをスタートさせた[3][4]。

2011年12月18日、ヒューストン・ロケッツと契約[5]。ルーキーシーズンはNBAオールルーキーチームの2ndチームに選出された[6]。

2014年7月10日、ヒューストン・ロケッツから制限付きFAになったパーソンズは、ダラス・マーベリックスからの3年総額4500万ドルのオファーに合意[7]。ヒューストン・ロケッツは同条件の契約を結ぶことでパーソンズを引き止めることができたが、オファーシートにマッチしないことを決断した。そして2014年7月15日、正式にダラス・マーベリックスと契約した[8]。しかし、2014-15シーズンはシーズン終盤に右膝の手術のために力を発揮出来ず[9]、翌2015-16シーズンも3月に右膝の再手術のために残り試合を欠場することになった[10]。

2016年7月1日、メンフィス・グリズリーズと4年総額9400万ドルのマックス契約を結んだ[11]。膝の手術後の回復を待ちプレシーズンゲームと、開幕後の6試合は全休し[12]、 11月6日のポートランド・トレイルブレイザーズ戦で初出場を果たしたが、8本のフィールドゴールをすべて外した[13]。その後6試合に出場したが、左膝の打撲により続く17試合を欠場した。12月21日にようやく復帰を果たした[14]。2017年3月13日、左膝の半月板の部分損傷によって今シーズンの復帰は絶望視されることとなった[15]。

2019年7月、アトランタ・ホークスに放出。負傷で5試合の出場にとどまり、更に2020年1月には交通事故に巻き込まれ、外傷性脳損傷、椎間板ヘルニア、関節唇損傷という重傷を負い[16][17][18]、2月5日に解雇された[19]。

2022年1月18日、自身のインスタグラムで引退を表明した[20]。

個人成績

略称説明
  GP 出場試合数   GS  先発出場試合数  MPG  平均出場時間
 FG%  フィールドゴール成功率  3P%  スリーポイント成功率  FT%  フリースロー成功率
 RPG  平均リバウンド数  APG  平均アシスト数  SPG  平均スティール数
 BPG  平均ブロック数  PPG  平均得点  太字  キャリアハイ

NBA

レギュラーシーズン

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2011–12 HOU 63 57 28.6 .452 .337 .551 4.7 2.1 1.2 .5 9.5
2012–13 76 76 36.3 .486 .385 .729 5.3 3.5 1.0 .4 15.5
2013–14 74 74 37.6 .472 .370 .742 5.5 4.0 1.2 .4 16.6
2014–15 DAL 66 66 33.1 .462 .380 .720 4.9 2.4 1.0 .3 15.7
2015–16 61 51 29.5 .492 .416 .684 4.7 2.8 .8 .3 13.7
2016–17 MEM 34 34 19.9 .338 .269 .814 2.5 1.6 .6 .1 6.2
2017–18 36 8 19.2 .462 .421 .630 2.5 1.9 .5 .3 7.9
2018–19 25 3 19.8 .374 .309 .880 2.8 1.7 .8 .2 7.5
2019–20 ATL 5 0 10.8 .278 .286 — 1.4 .6 .8 .2 2.8
通算 440 369 30.1 .462 .373 .713 4.5 2.7 .9 .3 12.7

プレーオフ

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2013 HOU 6 6 39.7 .452 .400 .643 6.5 3.7 .2 .3 18.2
2014 6 6 41.7 .438 .361 .733 6.8 2.3 .7 .3 19.3
2015 DAL 1 1 37.0 .333 .000 — 6.0 2.0 .0 .0 10.0
通算 13 13 40.4 .437 .363 .690 6.6 2.9 .4 .3 18.1

カレッジ

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2007–08 フロリダ 36 0 20.7 .472 .324 .627 4.0 1.4 .5 .2 8.1
2008–09 36 28 26.0 .460 .301 .557 5.7 1.8 1.1 .4 9.2
2009–10 34 18 31.0 .493 .358 .662 6.9 2.6 1.1 .1 12.4
2010–11 36 35 34.1 .480 .368 .557 7.8 3.8 .9 .4 11.3
通算 142 81 27.9 .477 .337 .611 6.0 2.4 .9 .3 10.2

脚註

[脚注の使い方]
  1. ^ “Chandler-Parsons”. draftexpress.com (2011年). 2022年1月30日閲覧。
  2. ^ http://articles.orlandosentinel.com/2011-06-23/sports/os-chandler-parsons-rockets-0624_1_florida-s-chandler-parsons-ucla-s-tyler-honeycutt-duke-s-kyle-singler
  3. ^ http://www.sportando.com/en/europe/france/88290/cholet-tabs-rockets-draftee-chandler-parsons.html
  4. ^ http://www.sportando.com/en/europe/france/88651/chandler-parsons-to-stay-with-cholet-until-end-of-october.html
  5. ^ http://www.insidehoops.com/blog/?p=8874
  6. ^ “アーカイブされたコピー”. 2012年8月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年1月7日閲覧。
  7. ^ http://www.hoopsrumors.com/2014/07/chandler-parsons-agrees.html
  8. ^ http://www.mavs.com/mavericks-sign-chandler-parsons/
  9. ^ Mavs begin moving forward minus Chandler Parsons, Rajon Rondo
  10. ^ Mavs' Chandler Parsons likely to have season-ending surgery
  11. ^ Chandler Parsons close to signing a four-year, $94 million contract with Grizzlies
  12. ^ Calkins, Geoff (September 26, 2016). “Great things possible, if Grizzlies stay healthy”. CommercialAppeal.com. September 28, 2016閲覧。
  13. ^ “McCollum matches career high, Blazers beat Grizzlies 100-94”. ESPN.com (November 6, 2016). November 6, 2016閲覧。
  14. ^ “Gasol ties career high with 38, Grizzlies beat Pistons 98-86”. ESPN.com (December 21, 2016). December 22, 2016閲覧。
  15. ^ “Chandler Parsons medical update”. NBA.com (March 13, 2017). March 13, 2017閲覧。
  16. ^ “無謀運転による交通事故に巻き込まれて重傷を負ったホークスのチャンドラー・パーソンズ、復帰は絶望的？”. バスケットコート (2020年1月21日). 2020年6月20日閲覧。
  17. ^ “交通事故に巻き込まれたホークスのチャンドラー・パーソンズが現役引退の危機”. 楽天NBA (2020年1月21日). 2020年6月20日閲覧。
  18. ^ “NBA選手が飲酒運転事故に巻き込まれる、キャリアを脅かす重傷”. AFP通信 (2020年1月21日). 2020年6月20日閲覧。
  19. ^ “Hawks Request Waivers on Chandler Parsons”. NBA.com (2020年2月5日). 2020年6月18日閲覧。
  20. ^ “チャンドラー・パーソンズが現役引退を決断「完璧ではなかったけど、とても楽しかった」”. バスケットカウント (2022年1月19日). 2022年2月7日閲覧。

外部リンク

ウィキメディア・コモンズには、チャンドラー・パーソンズに関連するカテゴリがあります。
NBAオールルーキーチーム2011-12シーズン
1stチーム
カイリー・アービング (クリーブランド・キャバリアーズ) ROY
リッキー・ルビオ(ミネソタ・ティンバーウルブズ)
ケネス・フェリード (デンバー・ナゲッツ)
クレイ・トンプソン (ゴールデンステート・ウォリアーズ)
カワイ・レナード (サンアントニオ・スパーズ)同点
イマン・シャンパート (ニューヨーク・ニックス)同点
ブランドン・ナイト (デトロイト・ピストンズ)同点
2ndチーム
アイザイア・トーマス (サクラメント・キングス)
マーション・ブルックス (ニュージャージー・ネッツ)
チャンドラー・パーソンズ(ヒューストン・ロケッツ)　
トリスタン・トンプソン (クリーブランド・キャバリアーズ)
デリック・ウィリアムズ (ミネソタ・ティンバーウルブズ)

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