『ステップ』は、重松清による日本の小説。「恋まで、あと三歩。」(こいまで あとさんぽ)と題し『中央公論』2007年1月号から2009年2月号に連載[1]、『ステップ』と改題し2009年3月に中央公論新社から刊行された[2]。30歳で愛妻を亡くしシングルファーザーとなった男性が幼い娘とともに2人を取り巻く人々との交流の中で成長していく段階を連作短編形式で描く[3]。
後に2012年3月25日に中公文庫から文庫化された[4]。
山田孝之主演で映画化され[3]、2020年7月17日に公開された[5]。
収録作品
- ケロ先生(初出:『中央公論』2007年1月号)
- ライカでハロー・グッドバイ(初出:『中央公論』2007年4月号)
- あじさい(初出:『中央公論』2007年7月号)
- キュウリの馬に乗って(初出:『中央公論』2007年10月号)
- サンタ・グランパ(初出:『中央公論』2008年1月号)
- 彼岸過迄(初出:『中央公論』2008年4月号)
- バトン(初出:『中央公論』2008年7月号)
- ホップ、ステップ(初出:『中央公論』2008年10月号)
- ジャンプ(初出:『中央公論』2009年2月号)
あらすじ
登場人物
- 武田健一
- シングルファーザー。美紀が1歳半の時に妻・朋子を髄膜炎で亡くした後、1人で娘の美紀を育てている。
- 武田美紀
- 健一の娘。
書誌情報
- 単行本
-
- 文庫本
-
映画
監督は飯塚健、主演は山田孝之[6]で映画化され、2020年7月17日に公開された。
キャスト
スタッフ
封切り
当初は2020年4月3日に公開予定だったが[6]、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、同年7月17日に延期された[3][8][5]。
なお、同年7月17日に公開されることが、7月2日に発表された[5]。
脚注
外部リンク