ジャパンカップ国際女子ソフトボール大会(JAPAN CUP International Women's Softball Championship)は、1999年から日本で開催されている女子ソフトボールの国際大会。主催は日本ソフトボール協会と毎日新聞社(1999年は共催)。開催時期および開催地は年によって異なる。
概要
ソフトボールの強豪チームを日本に招いて行われる国際大会である。参加国は日本の他、前年の世界ランキング上位チームや世界女子ソフトボール選手権、オリンピックの上位入賞チームなどが招待され、各回3〜4の国・地域のチームで争われる。
1999年に日本、中国、オーストラリアが参加する大会として開催[1]。ただし現在ではこの大会は開催回数に含まれていない[2]。
2002年から毎年開催となる。ただしオリンピック開催年は開催されない。2011年に発生した東日本大震災の影響で、2010年の大会を以て中断[3]。
2015年に5年ぶりに再開[4]。2016年はリオデジャネイロオリンピックが開催されたが、同大会ではソフトボール競技が行われなかったため開催された。2020年は東京オリンピックが予定されていたため開催されなかったが、新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) の影響で大会が2021年に延期されたため2年連続での休止となった。
競技方式
世界野球ソフトボール連盟の国際ルールに基づいて行われる。ベンチ入り選手は17人で、試合ごとに選手の入れ替えが可能[5]。
予選リーグは全チーム1回総当りで行われる。ただし参加チームが3チームだった1999年、2003年、2010年は各2回ずつの総当り。このうち2003年は雨天のため2回総当りを実施できなかったため、2試合行っているチーム間は1試合目の試合を採用することで1回総当りの結果で順位を決定した。7回裏終了時点で同点の場合はタイブレークを適応して決着まで試合を行う。全試合終了時点で2チーム同率の場合は、当該チーム戦での勝者が上位となる。
予選リーグの順位決定後、上位2チームで決勝戦、下位2チームで3位決定戦が行われる。なお3チームで開催された年はパラマストーナメント方式で決勝を行う。
歴代大会結果
特に記載がない場合、出典は[2]に依った。
脚注
注釈
- ^ 当初は7月19日 - 7月21日の開催を予定されていたが、SARS流行の影響で延期[6]。
- ^ 2011年は7月29日から7月31日に宮城県仙台市の仙台市民球場で日本、アメリカ、カナダの3チームで行われる予定だった[7]。
- ^ 新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) 流行の影響で2021年に延期となったが、本大会は当初の予定通り未開催。
出典
外部リンク