ジェームズ・モンテネズ・ワイズマン(James Monteinez Wiseman ,2001年3月31日 - )は、アメリカ合衆国テネシー州ナッシュビル出身のプロバスケットボール選手。NBAのインディアナ・ペイサーズに所属している。ポジションはセンター。
経歴
ハイスクール
高校4年目のシーズンにゲータレード年間最優秀選手賞などを受賞した。
主要サイトから5つ星評価を受け、メンフィス大学へ進学した。
カレッジ
肩の負傷によりバハマのナッソーで行われるシーズン前のエキジビションゲームに参加できなかった[2]。また10月には足首の怪我を負い、シーズン直前の2試合に出場できなかった[3]。11月5日、サウスカロライナ州立大学戦にてシーズンデビューを果たし、22分間出場、28得点、11リバウンド、3ブロックを記録し、試合は97-64で勝利した[4]。11月8日、メンフィス大学入学前にヘッドコーチのペニー・ハーダウェイから1万1500ドル(約121万9000円)を不正に受け取っていたことが発覚し、NCAAから12試合の出場停止処分を受けた[5][6]。その後、2020年のNBAドラフトにアーリーエントリーを表明した[7][8]。結果的に、大学ではわずか3試合の出場に終わった。
ゴールデンステート・ウォリアーズ
ドラフト全体2位でゴールデンステート・ウォリアーズから指名され入団した。
2020-21シーズン、2021年1月27日のミネソタ・ティンバーウルブズ戦でシーズンハイとなる25得点を記録した。しかし、4月11日に右膝の半月板を損傷し、手術を受けてシーズン残りの試合を欠場した。
2021-22シーズンは開幕からリハビリに努め、2022年3月9日にGリーグのサンタクルーズ・ウォリアーズで実戦復帰した[9]。しかし、19日に練習中に足を捻挫し、以降の試合は欠場した。結果的に、このシーズンはNBAで試合に出場することはなかった。なお、チームはプレーオフを勝ち上がって4年ぶりとなる優勝を果たした。
2022-23シーズン開幕前のサマーリーグで実戦復帰した。開幕後、2022年12月11日のブルックリン・ネッツ戦でキャリアハイとなる30得点を記録した[10]。しかし、30日の練習中に足首を捻挫し、これ以降ウォリアーズで試合に出場することはなかった。
デトロイト・ピストンズ
2023年2月9日に4チーム間のトレードで、デトロイト・ピストンズへ移籍した[11]。
インディアナ・ペイサーズ
2024年7月5日にインディアナ・ペイサーズと2年契約を結んだ[12]。
代表歴
アルゼンチンのフォルモサで開催された2017年のFIBA-U16・アメリカズ・チャンピオンシップに出場し、平均11.4得点と5リバウンドを記録した[13]。2018年のFIBA U17ワールドカップには負傷したため参加できなかった[14]。
個人成績
NBA
シーズン
|
チーム
|
GP
|
GS
|
MPG
|
FG%
|
3P%
|
FT%
|
RPG
|
APG
|
SPG
|
BPG
|
PPG
|
2020–21
|
GSW
|
39 |
27 |
21.4 |
.519 |
.316 |
.628 |
5.8 |
.7 |
.3 |
.9 |
11.5
|
2022–23
|
21 |
0 |
12.5 |
.628 |
.500 |
.684 |
3.5 |
.7 |
.1 |
.3 |
6.9
|
DET
|
24 |
22 |
25.2 |
.531 |
.167 |
.712 |
8.1 |
.7 |
.2 |
.8 |
12.7
|
2023–24
|
63 |
6 |
17.3 |
.613 |
.000 |
.706 |
5.3 |
.9 |
.2 |
.6 |
7.1
|
通算
|
147 |
55 |
19.0 |
.560 |
.267 |
.681 |
5.6 |
.7 |
.2 |
.7 |
9.1
|
カレッジ
シーズン
|
チーム
|
GP
|
GS
|
MPG
|
FG%
|
3P%
|
FT%
|
RPG
|
APG
|
SPG
|
BPG
|
PPG
|
2019-20
|
メンフィス
|
3 |
3 |
23.0 |
.769 |
.000 |
.704 |
10.3 |
.3 |
.3 |
3.0 |
19.7
|
脚注
外部リンク