ジェイムス・ギャング[注釈 1](James Gang)は、1966年にオハイオ州クリーブランドで結成されたアメリカのロック・バンド[1]。ジョー・ウォルシュが在籍していたことで知られる。
略歴
ウォルシュ(ギター、リード・ボーカル)、トム・クリス(ベース)、ジム・フォックス(ドラム)のパワー・トリオとしてデビュー・アルバムをレコーディングするまで、さまざまなラインナップの変更を経た。セカンド・アルバムとサード・アルバムでクリスに代わってデイル・ピーターズが加入。'Funk #49'と'Walk Away'はクラシック・ロックやAORのラジオ局で人気を維持し続けた。
1971年後半、ウォルシュはソロ活動を追求するために脱退し、やがてイーグルスに加入した。フォックスとピーターズは彼の代わりに何人ものギタリスト[注釈 2]やシンガーを迎えて活動を続け、スタジオ・アルバムを6作発表したが、ヒット曲を生み出せなかった。
1977年に解散[1]。以来、幾度となく再結成した。2022年9月3日には、ウォルシュ、ピータース、フォックスで再結成して、ウェンブリー・スタジアムで開催されたテイラー・ホーキンス・トリビュート・コンサートに出演した[2]。
メンバー
最終メンバー
- ジム・フォックス (Jimmy Fox) – ドラム、パーカッション、キーボード、バック・ボーカル (1966年–1977年、1991年、1996年、1998年、2001年、2005年、2006年、2022年)
- ジョー・ウォルシュ (Joe Walsh) – ギター、キーボード、リード・ボーカル (1968年–1971年、1991年、1996年、1998年、2001年、2005年、2006年、2022年)
- デイル・ピーターズ (Dale Peters) – ベース、パーカッション、バック・ボーカル (1969年–1977年、1991年、1996年、1998年、2001年、2005年、2006年、2022年)
ディスコグラフィ
スタジオ・アルバム
- 『ヤー・アルバム』 - Yer' Album (1969年)
- 『ジェイムス・ギャング・ライズ・アゲイン』 - James Gang Rides Again (1970年)
- 『サーズ』 - Thirds (1971年)
- 『ストレイト・シューター』 - Straight Shooter (1972年)
- 『パッシン・スルー』 - Passin' Thru (1972年)
- 『バング』 - Bang (1973年)
- 『マイアミ』 - Miami (1974年)
- Newborn (1975年)
- Jesse Come Home (1976年)
ライブ・アルバム
- 『ライヴ・イン・コンサート』 - James Gang Live in Concert (1971年)
コンピレーション・アルバム
- 『ベスト・オブ・ジェームス・ギャング フィーチュアリング・ジョー・ウォルシュ』 - The Best Of ...featuring Joe Walsh (1973年)
- 『グレイテスト・ヒッツ』 - 16 Greatest Hits (1973年)
- Funk #49 (1997年)
脚注
出典
注釈
外部リンク