『コール オブ デューティ:ユナイテッド オフェンシブ』(Call of Duty: United Offensive, 略称:CoD:UO)は、第二次世界大戦を舞台にしたFPS『CoD』の拡張パック。プレイには『CoD』本体が必要。
プレイヤーは、『CoD』同様アメリカ・イギリス・ソビエトの一兵卒となり、バルジの戦いやハスキー作戦など計13ミッションに身を投じる。
脚本は前作に引き続きマイケル・シファー(英語版)が担当し、音楽も前作同様マイケル・ジアッキーノが楽曲を提供した。
火炎放射器などの新兵器が登場するほか、爆炎などの描写やスクリプトを駆使した戦場表現が進歩している。状況もバラエティに富み、特に銃手としてB-17の機銃を行き来して迎撃機を撃退するミッションはシリーズ中でも異彩を放っている。
マルチプレイも進化しており、最大参加人数に応じた広大なマップに戦車やジープが配され、階級により支援砲撃を要請できるなどの要素が加わった。この構想は、『CoD3』にも受け継がれている。
開発はInfinity Wardではなく、『Return to Castle Wolfenstein』などを制作したGray Matter Interactiveが担当。 Gray Matter Interactiveは、後に『CoD2:BRO』を制作していたTreyarchに協力し、2005年に同社と合併している。 なお、同社が手がける『CoD:WaW』にも火炎放射器が登場するが、レベルデザイナー"Rich Farrelly"によると、これは、かつて担当した『Return to …』を参考にしているという。
現在、日本語版はすでに販売終了している。