コンピュータ将棋協会(コンピュータしょうぎきょうかい、英: Computer Shogi Association, CSA )は、コンピュータ将棋に関する活動を運営する任意団体である[1]。
主たる活動として、世界コンピュータ将棋選手権、ゲームプログラミング・ワークショップ、定期的な例会をそれぞれ開催する[1]。また、コンピュータ将棋協会誌を発行している[1]。
沿革
1986年、滝澤武信と小谷善行を中心として「将棋プログラムの会」が設立された[1][2]。滝澤は早稲田大学の大学院生であった1975年に初めての指し将棋のプログラムを開発したとされ(詰将棋のプログラムは1960年代後半に開発されている)、小谷とともにコンピュータ将棋のパイオニアとされている[2]。1987年、「コンピュータ将棋協会」に改称[1]。
1990年12月、第1回コンピュータ将棋選手権を開催[1]。これ以降ほぼ毎年開催されている[2]。会長の松原は、この大会を目指して開発が行われたことで、コンピュータ将棋の進歩を促進したと述べている[2]。
1994年10月、第1回ゲームプログラミングワークショップを開催[2]。これ以降ほぼ毎年開催されている[2]。会長の松原は、これが開発者が技術を積極的に公開するという伝統を形成し、コンピュータ将棋の発展に貢献したと述べている[2]。
2007年、第34回将棋大賞東京将棋記者会賞受賞[3]。
関連項目
出典
外部リンク
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第8回(1982年)より創設 |