1882年3月31日、帝政ロシア時代のサンクトペテルブルクに生まれた。出生名はニコライ・ヴァシリエヴィッチ・コルネイチューコフ(ロシア語: Николай Васильевич Корнейчуков、英語: Nikolay Vasilyevich Korneychukov)である。1901年にオデッサにてジャーナリストとして働いている時にコルネイ・チュコフスキーに改名した。また、文筆活動も1901年から開始した[1]。
1905年より反政府風刺雑誌『信号』の編集部で働くと同時に文芸評論家としても活動する。1908年、評論『チェーホフから現代まで(From Chekhov to Our Days)』を著す。1914年には『ホイットマン』などの評論集を著して、その後の1916年より童話『ワニ』を著して好評を得た[2]。