クール・ボーダーズ(Grind)は2003年のアメリカ合衆国のコメディ映画。プロのスケートボーダーになりたい3人の若者の姿を描き出した。
ストーリー
クラスメートの大半が同じ大学に進学しようとする中で、エリックとその親友のダスティンとマットはプロのスケートボーダーに自分たちの実力を認めてもらい、プロの世界へ進むべく夏休みに旅に出る。そして、伝説のスケートボーダーであるジミー・ウィルソンのスケート・デモツアーが行われている街にたどり着いた。3人はジミーの大胆な演技を見た瞬間に、ジミーのチームに加われるのではないかと思った。そこで、ジミーに直談判しに向かうが、ジミーのマネージャーに追い返されてしまう。しかし、マネージャーは3人に「スケートに打ち込みなさい。自分に正直でいなさい。素晴らしい腕前になったとき、自ずと名前は知れ渡るものだ。」というアドバイスをする。3人は「ジミーの全米ツアーへの参加」という夢に向かってチームを組んだ。しかし、資金が足りなかったため渋々ダスティンと彼の大学の金銭的な支援を受けることになった。
色男ルーもチームに加え、彼のバンで旅をすることになった。シカゴからサンタモニカへの旅の途中、彼ら4人はチーム「スーパー・デューパー」を結成した。しかし、プロの目に留まることはなく、4人は苦難の日々に一丸となって立ち向かっていく。
こうしてプロを目指してひたむきに努力していった4人は、さまざまな人々と出会い成長していくのだった。
キャスト
サウンドトラック
2003年8月12日、レゲエ、ヒップホップ、ロックの3種の音楽からなるサウンドトラックがアトランティック・レコードがら発売された。
評価
批評家からの評価はよくない。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには、72件のレビューがあり、批評家支持率は8%、平均点は10点満点で3.1点となっている[2]。また、Metacriticには、24件のレビューがあり、加重平均値は30/100となっている[3]。
参照
外部リンク