クリストファー・カルザ(英語:Christopher Caluza、1990年7月3日 - )は、アメリカ合衆国・チュラビスタ出身、フィリピンの元フィギュアスケート選手(男子シングル)。2012年ババリアンオープン3位。
2021年に競技を引退した。
経歴
7歳の時にスケートを始める。クリス・クニエリムの母の勧めでスケートのレッスンを受けるようになる。2011年には全米選手権のシニアクラスに初出場し19位。
2011-2012シーズンより、所属をフィリピンに移す。ババリアンオープンは自身初の国際大会にして3位に入りメダルを獲得。
2012-2013シーズン、四大陸選手権では本人からも「今まで最高の出来」という演技を行い、前年より順位を下げたものの14位。フィリピンの世界選手権の代表選考がかかっており、フィリピンの選手で最上位だったために代表に選出された[1]。世界選手権ではSPでコンビネーションを2回跳ぶというルール違反をしたため、点数が伸び悩み、FSに進出することはできなかった[2]。
2013-2014シーズンを最後に競技から退いていたが、2018-2019ソーズンより復帰した[3]。
2015年ごろにカミングアウトしたオープンリーゲイである[4]。
主な戦績
マークが付いている大会はISU公認の国際大会。
- 2010-2011シーズンまではアメリカ代表。
- 2011-2012シーズンからはフィリピン代表。
詳細
2009-2010 シーズン
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開催日
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大会名
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SP
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FS
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結果
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2010年1月14日 - 24日
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全米フィギュアスケート選手権 ジュニアクラス(スポケーン)
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9 54.12
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9 99.75
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8 153.87
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プログラム使用曲
脚注
- ^ a b Caluza endeavors to blaze trail for Filipino skaters
- ^ 2013年世界フィギュアスケート選手権 男子フリースケーティング・ジャッジングスコア
- ^ 2019-2020シーズン バイオグラフィー特記欄より
- ^ Caluza, Christopher (2021年6月30日). “For champion skater, coming out as gay a worthwhile journey” (英語). Outsports. 2023年7月5日閲覧。
参考文献