ケント公爵夫人キャサリン (Katharine, Duchess of Kent, Katharine Lucy Mary; née Worsley , 1933年 2月22日 - )は、イギリス の王族。ケント公エドワード の妻。
準男爵 ウィリアム・ワースリーの娘として、ヨークシャー の一族の邸宅で誕生した。学校で音楽を学び、卒業後は子供にピアノ、オルガン、ヴァイオリンを教えていた。
1961年6月、エドワードとヨーク寺院 で結婚した。夫妻は4子をもうけた。
ジョージ (1962年 - )
ヘレン(1964年 - )
ニコラス(1970年 - )
パトリック(1977年) - 死産[ 1]
1994年、自らの意志でカトリックに改宗した。1701年王位継承法 では、イギリス王族がカトリック教徒と結婚した場合継承権を失うことが明記されていたが、アングリカン・コミュニオン と結婚後に相手がカトリックに改宗した場合については明記されていなかった。そのため、ケント公自身は継承権を失わずに済んだ。
2001年、次男ニコラスがカトリックに改宗した。続いて、2003年に長男ジョージの息子エドワードが改宗、そして2008年にジョージの娘マリナ=シャーロットがカトリックに改宗し、3人とも王位継承権を失った。
彼女は2002年以来、キャサリン・ケントまたはケント夫人 (Mrs Kent ) またはケント公爵夫人キャサリン(Katherine, Duchess of Kent 。この場合 “the” が the Duchess of Kent から削除される)と名乗ることを決めた。しかし、公式には現在でもケント公爵夫人殿下(HRH the Duchess of Kent )である。
脚注
外部リンク
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結婚によりイギリスのプリンセスとなった人物
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* : イギリス王女(Princess of Great Britain and Ireland )の称号と殿下(Highness )の敬称を自身の権利によっても有していた者。