オフィサー(Officer)[2]とは、アメリカ合衆国生産・調教の競走馬、種牡馬。主な勝ち鞍に2001年のシャンペンステークス、デルマーフューチュリティステークス、ベストパルステークス(英語版)。
経歴
- 特記事項なき場合、本節の出典はEQIBASE[1]
2001年7月6日、ハリウッドパーク競馬場でのメイドン競走でデビューし、2着クラウンザキングに6馬身差をつけて1着。2戦目デルマー競馬場でのグラデュエーションステークスでもクラウンザキングを8馬身差で破って2連勝。重賞初出走となったベストパルステークスではメタトロンを7馬身差で破って、3連勝で重賞初制覇とした。デルマーフューチュリティステークスで重賞2連勝、デビュー以来4連勝とすると東海岸に飛び、ベルモントパーク競馬場のシャンペンステークスでジャンプスタートを2着に退け、5連勝でG1競走に勝利した。しかし、続くブリーダーズカップ・ジュヴェナイルでヨハネスブルグの5着に終わって連勝が止まり、西海岸に戻ってカリフォルニアカップジュヴェナイルとハリウッドフューチュリティの2戦を走るが2着と3着に終わり、休養に入る。2002年、初戦のザニータクティクスステークスを勝ちあがってクラシックを目指したが負傷により果たせず、そのまま引退した[3]。
競走成績
以下の内容は、EQIBASE[1]の情報および記載法に基づく。
出走日 |
競馬場 |
競走名 |
格 |
距離 |
頭数 |
枠番 (PP) |
馬番 (Pgm) |
着順 |
騎手 |
斤量(lb./kg換算) |
タイム |
着差 |
勝ち馬/(2着)馬
|
2001.07.06
|
サラトガ
|
メイドン
|
|
ダ5.5f
|
07
|
03
|
04
|
01着
|
V. エスピノーザ
|
118/53.5
|
1:03.68
|
6馬身
|
(Crown the King)
|
0000.07.25
|
デルマー
|
グラデュエーションS
|
|
ダ5.5f
|
06
|
02
|
03
|
01着
|
V. エスピノーザ
|
117/53
|
1:04.32
|
8馬身
|
(Crown the King)
|
0000.08.15
|
デルマー
|
ベストパルS
|
G3
|
ダ6.5f
|
03
|
03
|
1A
|
01着
|
V. エスピノーザ
|
121/55
|
1:15.08
|
7馬身
|
(Metatron)
|
0000.09.05
|
デルマー
|
デルマーフューチュリティS
|
G2
|
ダ7f
|
05
|
05
|
2B
|
01着
|
V. エスピノーザ
|
121/55
|
1:22.33
|
1馬身1/2
|
(Kamsack)
|
0000.10.06
|
ベルモントパーク
|
シャンペンS
|
G1
|
ダ8.5f
|
05
|
04
|
04
|
01着
|
V. エスピノーザ
|
122/55.5
|
1:43.39
|
3馬身3/4
|
(Jump Start)
|
0000.10.27
|
ベルモントパーク
|
ブリーダーズカップ・ジュヴェナイル
|
G1
|
ダ8.5f
|
12
|
02
|
02
|
05着
|
V. エスピノーザ
|
122/55.5
|
|
(5馬身1/4)
|
Johanesburg
|
0000.11.03
|
サンタアニタ
|
カリフォルニアカップジュヴェナイルS
|
|
ダ8.5f
|
12
|
09
|
08
|
02着
|
G. スティーヴンス
|
118/53.5
|
|
(1馬身1/2)
|
Yougottawanna
|
0000.12.15
|
ハリウッドパーク
|
ハリウッドフューチュリティ
|
G1
|
ダ8.5f
|
08
|
05
|
05
|
03着
|
D. フローレス
|
121/55
|
|
(4馬身)
|
Siphonic
|
2002.04.07
|
サンタアニタ
|
ザニータクティクスS
|
|
ダ6.5f
|
06
|
04
|
04
|
01着
|
V. エスピノーザ
|
120/54.5
|
1:15.71
|
6馬身
|
(Hot War)
|
引退後
2003年よりゲインズウェイファームで種牡馬となり[3]、2007年からはテーラーメイドファームで供用[4]。2010年秋に韓国に移動した[5]。
主な産駒
母父としての主な産駒
血統表
脚注
注釈
- ^ JBISサーチでは1号族(1-s)、netkeibaでは2号族(2-s)
出典
外部リンク