インドゾウ (学名 :Elephas maximus indicus 、英語 名:Indian elephant)は、哺乳綱 - ゾウ目 (長鼻目)- ゾウ科 - アジアゾウ属 に分類 されるアジアゾウ の、下位分類にあたる1亜種 。
インドゾウを含む種アジアゾウ Elephas maximus は、過去3世代(60から75年)の間で個体数が少なくとも50%減少したとして、1986年よりIUCN に絶滅危惧種 と評価されている[ 2] 。
特徴
アジアゾウの代表的亜種であり、インド亜大陸 (インド 、バングラデシュ 〈チッタゴン丘陵地帯 〉、ネパール 、ブータン )、インドシナ半島 (ラオス 、ミャンマー 〈ペグ山脈 (英語版 ) 、タニンダーリ管区 、シャン州 〉、タイ 、マレー半島 、カンボジア 東部〈モンドルキリ州 とラタナキリ州 〉、ベトナム )、および、中国大陸 南端部(中華人民共和国 南端部〈雲南省 、シーサンパンナ・タイ族自治州 、思茅区 、臨滄市 〉)の森林 地帯に分布する。
シュリクマー関数
シュリクマー関数 (シュリクマーかんすう、英 : Sreekumar function )は、インド象の表面積を求める公式。ケラーラ農業大学 で研究を続けたインド の獣医学者K.P.スリークマル博士と故G.ニーマラン博士[ 注 1] によって導出され、1990年 に学術雑誌 『Veterinary Research Communications』で発表された。この業績により両氏は2002年 にイグノーベル賞 数学賞を受賞している。ただし、この公式が当てはまるのはインドゾウだけで、体型が異なるアフリカゾウ には当てはまらない。
公式
シュリクマー関数はインドゾウの体表面積を S 、肩までの高さを H 、前足の円周を FFC として
S
=
− − -->
8.245
+
6.807
H
+
7.073
F
F
C
{\displaystyle \mathrm {S} =-8.245+6.807\mathrm {H} +7.073\mathrm {FFC} }
と表される。
脚注
注釈
出典
^ Elephas maximus indicus Cuvier, 1798 - ITIS
^
The IUCN Red List of Threatened Species
Choudhury, A., Lahiri Choudhury, D.K., Desai, A., Duckworth, J.W., Easa, P.S., Johnsingh, A.J.T., Fernando, P., Hedges, S., Gunawardena, M., Kurt, F., Karanth, U., Lister, A., Menon, V., Riddle, H., Rubel, A. & Wikramanayake, E. 2008. Elephas maximus . In: IUCN 2011. IUCN Red List of Threatened Species. Version 2011.1.
参考文献
関連項目
ウィキスピーシーズに
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