「アフリカ」(Africa)は、アメリカ合衆国のロックバンド、TOTOが1982年に発表したアルバム『TOTO IV〜聖なる剣』に収録されている楽曲。ビルボードのホット100で1位を記録した[1]。イギリスのシングルチャートでも最高位3位を記録[2]。本作のメインボーカルはデヴィッド・ペイチ。
ドラムのジェフ・ポカーロが「白人の青年がアフリカについての曲を書こうとした。でもアフリカに行ったことがない彼に書けるのは、TVで観たイメージや、これまでの記憶だけ」と語るようにこの曲は空想、あるいは憧れによって書かれた曲である[3][4]。例えば「キリマンジャロがセレンゲティの上にそびえ立つ」という歌詞は地理的には誤りである[4][5]。
トマス・ピンチョンの小説『ブリーディング・エッジ』にはこの曲が登場する[4]。
2019年、ドイツ系ナミビア人のアーティスト、マックス・ジーデントップがナミブ砂漠の「どこか」に太陽電池で永久的に曲を流すサウンド・インスタレーションを設置した[5]。
2021年11月、音楽ストリーミングサービス『Spotify』での再生回数が10億回を突破[6]。
チャート
他のアーティストによるカバー
- 2018年、アメリカのロックバンド『ウィーザー』がカバーし、全米ビルボード・チャート「Alternative Songs」で1位を獲得した[7]。
脚注
外部リンク