『アバローのプリンセス エレナ』(原題:Elena of Avalor)は、ディズニー製作の3Dアニメ番組である。2016年7月22日よりアメリカのディズニー・チャンネルで、2016年11月27日より日本のディズニー・チャンネルで放送開始[2]。ディズニー初のラテン系プリンセスの物語で、『ちいさなプリンセス ソフィア』のスピンオフ作品[3][4][5]。2017年4月2日[6]から2017年8月27日、2019年6月2日から2020年3月29日までテレビ東京の『ディズニー・サンデー』内でも放送された。2017年7月23日[7]からDlifeでも放送された。2025年2月3日からディズニージュニアでレギュラー放送が始まった。
ラテン風の特徴を持ったはるか遠い王国「アバロー」の、女王を目指す優しく勇敢なプリンセスの物語で、「ソフィア」よりも高い年齢層をターゲットにしている。
2017年3月18日には、本作の前日譚にあたる「ソフィア」とのコラボエピソードが日本初放送としてディズニー・チャンネルで放映された[8]。
日本では字幕放送を実施。エレナの声は黄色、イザベルの声は水色、エステバンの声は緑色、その他のキャラクターの声は白で表示される。
2016年11月に行われた初回放送では、11月にディズニー・チャンネルで放送された全番組の中で、視聴率第1位を獲得した[9]。
陽気な音楽と魔法があふれ、アバローの守護者の空飛ぶ生き物ジャークインに守られているアバロー王国。16歳のプリンセスのエレナは家族と幸せに暮らしていたが、アバローの支配を企む悪い魔女シュリキの攻撃で父ラウル王と母ルシア王妃を失い、エレナ自身も襲われて王家に伝わる「アバローのペンダント」の中に閉じ込められる。そして41年が経ち、ついにペンダントから解放されたエレナはシュリキを倒すことができたが、国の決まりで18歳の成人を迎えるまでは女王になれず、評議会のメンバーの祖父フランシスコと祖母ルイーサや従兄弟のエステバン大臣と協力してアバローを治めていくこととなる。
エレナはペンダントに閉じ込められた影響で魔法の力を身に着け、国王に伝わる魔法の杖「光の杖」を輝かせることができ、キツネの守護霊ズーゾ、評議会に新しく入った港の少女ナオミ、宮廷魔術師アラカザールの孫マテオ、王室警護官ゲイブ、ジャークインのスカイラーの力も借りてアバローを悪者から守り、立派なリーダーを目指していく。
ところが、シュリキが悪い魔法使いマルバーゴのフィエロや泥棒の親子ビクトルとカーラを手下にして復活し、光の杖と反対の力を持つ夜の杖を手に入れ、アバローを再び攻撃する。ジャークインが治める魔法の生き物の領域バレストリャに向かったエレナは、太陽の鳥の神官キタ・モスたちとの特訓で光の杖の新しい魔法を手に入れ、マリーサたち人魚の協力を得て、シュリキを完全に倒すことに成功した。
マルバーゴの力を手に入れて逃亡したビクトルとカーラは、強力なマルバーゴであるビクトルの妻アッシュに再会する。アッシュとカーラは夜の杖の宝石を利用し、最強のマルバーゴになってアバローを支配しようとしたが、マテオに宝石を破壊され、魔法のクリスタルの井戸が隠されたタカイナへの入り口を探す。アッシュと戦ったエレナはクリスタルの井戸に落ち、内なる魔法の力を手に入れて41年前の驚くべき秘密を知る。なんとエステバンが家族を裏切り、シュリキがアバローを乗っ取る手伝いをしていたのだ。
話数とタイトルは日本放送準拠。Disney+では76話以降のタイトルが原題をそのままカタカナにしたものとなっている。
一部の挿入歌はCD収録や音楽配信サービスでの配信が行われている。
話数は日本Disney+準拠。
ディズニー・チャンネル内での特別編成では、新エピソードや特別エピソードが放送された。
・怒りの火山
・若返りの泉
・魔法の戦い
・立派なリーダー
<ボーナスコンテンツ>
・ステキな王子
・国王の集まり
・ミュージック・クリップ ♪今こそ~私は進む~
・ナビダーのお祝い
・カーニバルの王
・ナオミの誕生日
・クリスタルの洞窟
・ターナー船長のふるさと
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